お裾分けの意味と英語表現!語源や使い方を例文で!類語やお礼など!

お裾分けとは? 意味は、他人からもらった一部や、利益の一部を友人知人に、分け与えること。
|

いただいたものを懇意な方にお裾分け・・日常ですね!
Contents
お裾分けとは?読み方と意味を詳しく!
「お裾分け」
読み方は「おすそわけ」です。
意味は以下の解説。
人からもらった品物や利益の一部分を他人に分けてやること。また、その物。
(日本国語大辞典)
御裾分け(おすそわけ)は、「裾分(すそわ)け」の丁寧語である。お福分けとも。他人から貰った品物や利益の一部などを、さらに友人や知人などに分け与えること。
(wikipediaより)
以上のような解説ですが、これは普通どなたでも、経験あることではないでしょうか?
自分がなくっても、家族の誰かが‥そんなことは、日常かもしれませんね。
お裾分けは「裾分け」の丁寧語です。
お福分けと言う言い方!
「お裾分け」
という、言い方は本来は、物に対する言い方だったようですね。
しかし、現代では
「利益の一部」
のお裾分けの意味も、込められています。
しかも、以下に紹介する語源で、着物の裾は
「下位の者」
に対する意味合いが、強い言い方。
なので、それ以外の方には「お福分け」の言い方がいいかもしれません。
また、「お福分け」の意味には、辞書の説明にある
「利益の一部」
の意味も、ニュアンスとして含んでると思います。
- ➀:思わぬ利益
➁:幸福
こんなお裾分けも、利益の一部と言えると思います。
このお裾分けで、またまた「福」が舞い込むかも!
お裾分けの意味を深読みしてみる!上司には失礼?
「お裾分け」
をする場合に、言う例えば
- 「つまらない物ですが・・」
「口に合うかどうか・・」
などという言葉をつけ加えて、もしかしたら、お隣さんに持っていくかもしれませんね。
しかし、つまらない物だと言いながら、会社の上司には、これは失礼なんだそうです。
確かに‥言われてみると、私は考えもしませんでしたが、もしかしたら大変失礼なことを、相当やってきたかもしれません。
食いきれないほどの大量の、サクランボを山形の友人からもらったので、お裾分け・・
会社の同僚などに持っていくのは、良いかと・・しかし上司個人には、やはり考えてみれば、お裾分けではなくって、胡麻すりになるかも!
お裾分けの語源は着物の裾に由来!
「お裾分け」
の語源と、由来のお話です。
「お裾分け」の「裾」とは、着物のすその事で、地面に擦れるような、触れそうな場所の生地のことを言います。
着物を着ていて、もしかしたら、一番汚れやすい場所と言えると思います。
着物の端にある部分なので、重要な部分ではなく、したがって
「つまらないもの」
という、意味になったんだそうですね。
地面に近い、目立たない生地の部分です。
従って、自分よりも
「下位の者」
に使われた言葉。
したがって、上で書いたように目上の方に使うのは、本来は「適切でない」と、言うことになります。
でもそれに、わざわざ「お」をつける丁寧語にするのは、どういう意図なんでしょうかね~~
「分け」:分ける
この場合の分けるは、分配や人に与えることを意味します。
が・・
こうやって、語源や由来を調べていくと、こんな深堀した部分の意味も、理解できてくるんだよね~~
「納得!」
でした。
お裾分けの使い方を場面と例文と会話例で!
この章では
- ・お裾分けを使う場面。
・使い方を短文の例文で。
・お裾分けを用いた会話例。
を解説します。
お裾分けを使う場面は?
「お裾分け」
を使う場面は、お裾分けを行う時ですね。
対象がだれであれ、つまらない物ですが・・というかどうかは別にして、実際のその行動を、起こす場面でしょう。
具体的な場面を、以下のように考えてみました。
場面➀ | いただいたものが食べきれない |
場面➁ | こんなに儲かってはバチが‥少し分けてやろう |
場面➂ | 運もお裾分けするには? |
場面➃ | 知識のお裾分けってあるかな? |
場面➄ | 豊作で余ってしまった |
などなど。
通常「お裾分け」というイメージは、物理的かと思うのですが、知識や気分を意味するのもあるのかな?
そう考えてもみました。
トマトが豊作で、サクランボをいただいて食べきれず・・そんなイメージしか持たないのですが、さて?
「お裾分け」の使い方を短文の例文で!
以下の例文で。
1:「部長、つまらない物ですが、これ山形の友人が送ってきたサクランボ・お裾分けです。」
「なぬ・・詰まらんもんなら持ってくるな!」
って言われたが、お裾分けの意味知ってたんだべな~~
以下は普通に!
例文➀ | お父さんこれ食べきれないし、悪くなるし、明日会社もっていって、お裾分けでもしたら。 |
例文➁ | 「お~~有馬記念で万馬券!これは誰かにこの運をお裾分けしないと、次の運がないな!」 |
例文➂ | 「今年はトマトが豊作だ・会社に持って行って、友人にお裾分けだな」 |
例文➃ | 「ワードプレス」の設置や、維持運営の知識のお裾分けは無いな。虫のいいことを言う輩もいるもんだ。 |
例文➄ | 部長、頂き物で失礼かと思いますが、ミカンのお裾分けですが、よろしかったら召し上がりください。 |
例文⑥ | 残念ながら、お裾分けする相手がいない、寂しい人間なんだな‥おれは・これどうする? |
などなど。
有名無形も、意味は同じようなものと、私は解釈しますが、如何でしょうか?
でも、一般的には、余ったもののいうなれば
「処分」
のようなもの。
捨てるよりは・・の意味合いが強いと感じます。
「お裾分け」を使った会話例!
以下の娘との会話例で。

山菜のシドケ、こんなにとってどうするの?

俺の友人で、これが大好きな奴がいるから、そいつにお裾分けだな。

もったいないじゃん・売ったらいいんでないの?。

いやいや、いつも世話になってるからね。もらって食ったものは忘れないから。
世話なってる人には、その世話は少しでも、特別なもので返したいは、これは人情家と。
私はそう思います。
お裾分けの類義語(類語)と言い換えは「お福分け」!
「お裾分け」
の類義語(類語)は以下。
配給 | くばり与えること |
割り振り | わりふること。配分。割り当て |
分配する | 分けて配ること。配分 |
支給する | 金品などを払い渡すこと |
お福分け | 祝いの品や人からもらったものを他の人に分けてやること |
言い替え | お福分け |
などなどですが、どうも「お裾分け」の意味とは、かなり外れてる類語に感じます。
でも、「つまらない物ですが・・」を外すと、これでもやはりいいのかな?
そうも感じます。
言い換えとして、ピッタシなのは
「お福分け」
ですね。
これはいいかと思います。
お裾分けの反対語(対義語)は遠慮なく・・!
「お裾分け」の反対語を考えてみました。
余り物を、如何ですか‥的な行為です。
あげるんですね。
では、反対は頂く方かな?‥多分。
「遠慮なくいただきます」
だな‥これでいいのかな?
すいません・・正直、思いつきませんでした。
受け取るや、頂くや貰う行為が、反対語だと思った次第。
「何でも欲しがる」
そんなイメージで!
・・・・・・・・・・
案の定とは?
使い方や例文など紹介しました。
案の定の意味と使い方を例文の作成で!語源と英語や類語のお話!
夜の帳が落ちるとは?
夜の帳が下りるとは?意味と使い方を例文作成で!語源や英語表現!
意味や、例文で使い方など。
語源は、いつも参考になります。
・・・・・・・・・・
お裾分けを英語で表現!単語や例文!
試しに検索してみました。
お裾分け:Share
これ多分あたりですね。
何十回となく、検索してきましたが、珍しいヒットです。
とりあえずほかの英訳も。
share whatever one knows
(自分が知ってることを分け与える)
share out the work
(仕事を分け与える)
などなど・・対象を書き換えれば何とか、応用が利きそうに感じます。
他の単語もありますが、混乱するので、私はこれ一本で。
Hお裾分けファイルってなんだ?中身は?
「お裾分けファイル」
っていうのがあるんですね。
初めて知りました。
何ぞや?
と思って調べてみたのですが、こういうものだそうです。おすそ分けファイルとは、その名称のように、誰かと交換したり、プレゼントすることを目的に作るファイルのこと。
ファイルには、沢山の仕切りやポケットがあって、その中にメモ帳や、シールや小物などなど・・
んで、このファイルを、お裾分けファイルと称して、これを副業にしてる方もいるんだそうな・・へ~~~です。
って、事は売ってるの?
かな‥多分。
新しい情報なので、私にはできそうもないですし、ちょっと気になっただけなのですが、こんなのもあるんだ~~という感じでした。
お裾分けに熱心だった私の人生!感想とまとめ!
「お裾分け」
についての本記事の内容を、以下の表にまとめてみました。
➀:意味 | 他人からもらった一部や、利益の一部を友人知人に、分け与えること。 |
➁:語源と由来 | 着物の裾から |
➂:使う場面 | いただき物が余ったり、福を分ける場面 |
➃:使い方を例文で | 「今年はトマトが豊作だ・会社に持って行って、友人にお裾分けだな」 |
➄:類語 | 配給・分配・お福分け・など |
⑥:言い替え | お福分け |
⑦:反対語 | 「遠慮なくいただきます」(ただし自信なし・・参考までに) |
⑧:英語表現 | share out the work |
意味のおさらいです。
御裾分け(おすそわけ)は、「裾分(すそわ)け」の丁寧語である。お福分けとも。他人から貰った品物や利益の一部などを、さらに友人や知人などに分け与えること。
(wikipediaより)
こんな意味になります。
この言葉を書いていて、目上の人には「つまらないものですが」と言う言い方の、この「お裾分け」は、失礼に当たるんだそうです。
確かにと思います。
「つまらないものなら持ってくるな!」
と言われそうですもんね。
誰でも普通一般的に、このお裾分けは、使っていると思います。
皆さんはいかがですか?
お裾分に熱心だった?
さてどうでしょうか?
会社の同僚や、部下に対しては、結構私はこの「お裾分け」はやった方だと思います。
仕事上の、知識のお裾分けや、節目節目の食事のご馳走など、余念がありませんでした。
特に部下については、その人たちは逆の見方をすれば、私のために働いてくれているわけです。
であれば、お裾分けは当然ですね。
今はどうでしょうか?
正直、あんまり考えたことがないです。
以前と違って、付き合いがほとんど、薄くなってしまいました。
人間社会の付き合い方としては、あまり良いことではありませんね。
60歳過ぎると、そんなことを考えたりしてしまいます。
皆さんの、お裾分けはいかがですか?
・・・・・・・・・・・
足元を見るとは?
語源のお話は面白いですね~~
言葉のルーツですから。
足もとをみるとは?意味と使い方を例文の作成で!語源や英語表現は?
後の祭りとは?
あとのまつり(後の祭り)とは?意味を例文の作成で!語源と英語表現!
ちょっと寂しい言葉の紹介です。
・・・・・・・・・・・
**多分に自分の主観で書いてますので、???な部分があっても容赦ください。
ヘッダーの写真は、愛器のフジX-s10で撮影の、夏の我が家の庭の風景写真です。