言質を取るとは?読み方と意味と使い方を例文作成で!英語表現の考察!

言質を取るの読み方は「げんちをとる」で、意味は「証拠となる言葉」をいい、字のごとくいわば言葉を人質にすることを言います。
性質上、メールなどで残すのがおすすめ。
使う場面や使い方を例文作成で、また英語表現も考察してみました。
言質を取る目的は、あとで言い逃れできない、裏を取っておく目的があろうかと。
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言質を取るとは?読み方と意味の考察!
「言質を取る」
読み方は「げんちをとる」です。
よく「げんしつ」と読む方もいるようですが「げんち」が正しい読み方です。
意味は以下のようです。
あとで証拠として使えるような発言を相手に言わせること。
後から話を覆されそうになっても「あの時そう言ったではないか」と反論できるような事柄を本人の口から言わせること。
思い当たりませんか?
私は結構ありますよ~~
「言った言わない」
の世界です。
「言質」
とは、言葉の「人質」と書きます。
このことによって、相手は逃げられなくなるので、これは必要です。
言質を取る目的と方法は?なぜ必要か?注意する点は?
言質を取る目的は?
これはやはり、相手が言ったことが証拠になるように、逃げられなくすることが目的。
ビジネスでも、プライベートでもそうですが、言ったことの約束が、反故にされるようでは、ちょっとこれはね~~
では、契約書の類があればいいのでは?
そうも思うのでは、まさかそこまで・・今ここでの立ち話ではそれも・・その場合の、言質を取る・・のだと思います。
よくいませんか?
約束破りの常習犯的な方!
調子がよくって、「あいつは危険だから、言質を取ることが必要だ」という方。
いつもとぼける方。
仕事上では、売り上げや納期など、重要項目については、特に確約が必要だと思います。
言質を取る時のポイントは事の詳細をより具体的に!メールも有効!
では、「言質を散る」場合はどんな点に注意すればいい?
そんな考察です。(これは私の場合の例です)
- 1:取りたい言質のキーワードに対して、何度も復唱する(念を押す)
2:より具体的で、詳細に確認する。
3:メールに残せばより有効
この場合は、契約書のない口頭での約束事や、指示が該当するのが一般的です。
なので、あとで「言った、言わない」の論議は、かなりの低レベルなお話ですが、でもそうなるから「言質を取る」ことが必要なんだな。
1番は、納期は明日3時に100個納品します・・という返事なら
「明日の3時ですね、了解しました・ところで納品形態はどうなりますか?」
相手の内容で
「わかりました、では明日の3時に、宅急便の時間指定で・・便はどこですか?」
・・
「念のため送り状を写真か、faxで送っていただけませんか?」
と、どんどん詳細を詰めて・・
最後に
「では明日の3時に、100個納品お待ちしています」
と、何度も3時と100個を復唱しましょう!
ついでに、何かに言づけて、メールをいただくか、相手が嫌がるでしょうから、こちらからメールに内容を書いて、送っておくのも一つの手です。
その場合は、私なら
「内容に間違いがあれば、ご指摘ください」
と、一言追記します。
皆さんはどうされますか?
言質を取るの語源や由来は?
「言質を取る」
にも、語源はあるようですね。
漢字にあります。
言:言葉
「質」についてです。
質の意味は?
以下のようです。
質とは、債務者が債務の履行を担保するために、物を債権者に預けること(質入れ)、そのようにして預けられた物(質物、質草)または預けられた物に対して債権者が持つ権利(質権)である。
(wikipediaより引用)
とあります。
この質権が「言」(ことば)に当てはめると、内容が理解できるかと。
質の漢字の上の部分「・・」(漢字が出ない)の文字は、昔は
「割符(わりふ)」
と言って、木片や紙片に契約ごとや、印を押して半分に割って、取引に使っていたようです。
よく時代劇で見る、証文の割符です。
今でも、契約書には割り印をページにまたいで押して、取り交わします。
「質」には、そんな意味もあるようです。
言葉を質にとるとは、物騒な気もしますが、しかし現実は口頭約束とは、日常茶飯事なことで、やはりこの
「言質を取る」
は重要なことだと思います。
人間社会は、約束事は言葉から・・ですね~~
言質を取るを使う場面と使い方を例文の作成で!
「言質を取る」
を使い場面って、どんな時?
やはり、口頭約束しかできないが、でも裏は取っておきたいという時や、いつも騙される相手で、とぼける常習犯の場合など。
言質を取るを使用して例文を作成してみた!
以下のように作成してみました。
1:納期は来週ですね。では来週の何曜日ですか?火曜日・・了解しました。では復唱します・・といって言質を取った。
2:同僚のOは、いつも言ったことをとぼけるから、危険だ!必ず言質を取ることが重要だ。必ずメモも併用する。
3:曖昧に済ませたい事案で、思わず本音が漏れた!言質を取られた瞬間で、まずかった。
4:意図的に言質を取らせたのは、私の有言実行の証でもある。
5:これだけでは足りない、もう少し言質を取らないと、金額が大きいのでリスクも高い。どうするべきか?
などなど・・
言質を取る場合は、「復唱する」ことが有効であると思います。
最低限、この復唱は心がけましょう。
でも、事が大事なことのみに限りますが。
2番は、本当によくやられました。
最後は、誰も相手にしませんし、もしまた約束を・・と思って、誰も真剣には対応しなくなりましたね。
こうなると、信用は全くゼロでした。
こういう方・・いませんか?
5番は、言葉のみでは、リスクが大きい場合もあります。
これは、ちょっと言質の領域を外れているかどうか?
そんなレベルのお話です。
そういう時も結構あったな~~が、私の印象です。
言質を取るの類義語にはどんな言葉が?
「言質を取る」
の、類義語には以下のような言葉があります。
1:証拠
2:証言
3:確約
それぞれに「引き出す」を入れると、より具体的な
「類義語」
になりそうですね。
「言質」
は、言葉の「証拠」であって、「確約」を得る行為にも感じます。
世に中には
「記憶にありません」
の世界が、どこかの世界には、蔓延しているような感じがします。
この方たちには、「言質を取る」ことは、かなり重要に感じるんだな~~
もっとも、最近は「SNS」で、自爆する方も多いな~~なんでだろ??
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身に余ると比較しながら、紹介しました。
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なんとなくイメージわきます。
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言質を取るを英語で表現すると?
いつものように検索で
言質を取る:Take the word
と出てきます。
う~~ン・・これわからん。
ほかの英訳は?
1:make somebody promise
2:make somebody pledge
promise:約束
pledge:誓約、担保
などの意味で、私誓約はちょっとな~~と思うので、約束で。
別に与える場合は
1:commit to
2:give my word
で使えるようですが、1番の方がわかりやすいと思います。(私は)
Be careful not to commit yourself!
(言質を取られぬよう注意しろ)
などなど・・
言質を取ると言っても逃げられ続けたな~~私の場合!
「言質を取る」
の意味や目的や使い方などについて、考察してきました。
意味のおさらいです。
あとで証拠として使えるような発言を相手に言わせること。
後から話を覆されそうになっても「あの時そう言ったではないか」と反論できるような事柄を本人の口から言わせること。
のことを言います。
ま~これは良くあることですね。
私は何度もあります。
「俺の聞き方がまずいのか、相手が悪いのか?」
最近は、「俺最近変だな~~」と思うことも。
あまりに、言ったことといわれてることに関する解釈が違うと、自分の方がおかしいのかな?
年齢のせいかな~~などと、考えるときもしばしばあります。
言質を取ったつもりが反対にとられていた!
なんてことないですか?
相手もさることながら、私の方が証拠を握ったつもりが、逆に私の方が、自分の言ったことで揚げ足をさらわれた・・こういうことがないように気をつけましょう。
最近は「録音」ですよね~~
これやっていいのかな?
プライバシーの侵害にならないのかな?
後で、その録音を証拠になんて、ちょっとえげつないな~~とも思います。
よく出てくるな~~って思うのですが、皆さん相当疑り深いんだな~~って思うんだな。
私には、とてもできません。
録音した時点で、その方との人間関係終わってしまったような、そんな印象を持ってしまいそうで、怖いですね。
などなど・・余談でした。
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歴史上の方の言葉は、やはり重いです。
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*多分の私の主観を入れて書いてますので、??な部分があってもご容赦ください。
ヘッダーの写真は、一昨年私が撮影した奥入瀬渓流の写真です。