臥薪嘗胆の使い方や例文は?意味と由来(話)や読み方と英文表現!

雪に埋もれた赤南天

「臥薪嘗胆」の読み方は「がしんしょうたん」です。
この話は有名で、中国の歴史上の物語で、孫子の時代までさかのぼるようです。

臥薪嘗胆の、使い方の場面や例文を私なりに作ってみました。
意味や、英文ではどう表現するかも考察してみます。

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臥薪嘗胆の読み方と意味や由来は?

「臥薪嘗胆」

は四字熟語です。
読み方は「がしんしょうたん」です。

臥薪嘗胆の意味は?

意味は

  • 臥薪:薪(とげのある)の上で寝る
    嘗胆:肝をなめる

一文字づつだと

  • 臥:寝る(横になる)
    薪:薪(この場合茨つき)
    嘗:舐める
    胆:肝(この場合豚の肝:特に苦い)

という意味があります。

と言うことですが、これは次の由来で紹介しますが、屈辱を忘れないための、方策です。
復讐心を忘れないために、薪の上で寝てその痛みで、ますます屈辱を忘れず、さらに苦い豚の肝を舐めて、その屈辱や復讐心を忘れず!

目的完遂のための、精神を維持するため、高めるためのことわざと理解します。

が‥こちらは、一般的な以下に紹介する由来からの解釈ですが他には・・

「将来の目的や成功のための努力や苦心(苦労)を重ねること」

も意味になります。
由来も、事の発端は復讐心でも、目的はその遂行にあるわけですから。

臥薪嘗胆の由来や歴史背景は?

時代は、紀元前500年ころまでにさかのぼります。
以前GYAOで、孫子の物語をやってましたが、そこにも出てきます。

孫子は、その時代の語の王の「闔閭」(こうりょ)の軍師でした。
時に、越王「勾践」を打つべく「欈李の戦い」で対峙。

この時に、孫子はドラマの中では、この戦には反対の立場でしたね~~
しかし、部下に策を授けて見送るのでしたが、敵の勾践の部下の軍師

「范蠡」(はんれい)

の、巧みな作戦によって、越の将軍「霊姑孚」の矢が闔閭に命中。
その傷がもとで、無くなるわけです。

呉の後を継いだのが

「夫差」(ふさ)

ですが、この復讐をするべく闔閭は夫差に銘じて、世を去ります。
その後、夫差はその復讐心を忘れないように

「臥薪」

で、薪の上に寝ることに。(3年後と計画)
茨のとげの痛みで、その父の思いを忘れないように、したんだと。
これはドラマでも出てきました。

父闔閭との約束通りに、越を攻略したのですが、今度は越王「勾践」は、小高い山(会稽山)に取り囲まれ、范蠡ほかの部下に降伏を進められ、そのとおり降伏しました。
夫差は、勾践に対して父の屈辱を晴らすには、撃つよりも辱めを選んだわけです。

具体的には、自分の馬番や下男のやるような仕事です。
勾践は、部下范蠡に励まされて辛抱!

ようやっと許されて、越の国に帰ることに。
今度は、勾践が復讐を誓ったんだな~~

この辱めの、屈辱を俺は忘れない!
そこで、苦い豚の肝を舐めて、その思いを忘れないようにしたんだそうな。
これが

「嘗胆」

です。
その後、夫差はおごり国力は衰退。
機に乗じて、夫差を責めて見事、復讐を完遂したわけです。
これを

「会稽の恥(かいけいのはじ)」

と言って、これを見事晴らしたわけです。

互いの屈辱なのですが、さもありなん・・でしょうか・

余談ですが、このドラマに出てくるキャストがすごいです。

  • 1:孫子
    2:范蠡
    3:西施
    4:伍子胥

孫子は孫子の兵法でよく知られますね。
范蠡は人生の達人と言われます。
西施は、ドラマの中では范蠡の妻で書かれていたかな‥確か。

いずれ、越以後は范蠡は西施と出奔。

西施は、中国四大美人の中の一人です。
四大美人とは

  • 1:貂蝉
    2:西施
    3:王昭君
    4:楊貴妃

ですよ~~~
あってみたいですね~~

余談ですが、闔閭に矢が当たったのですが、その矢を放った越の将軍

「霊姑孚」(れいこふ)

ですが、戦に敗れた時点での、夫差が与えた刑の執行方法が、すさまじいですね。
驚きました。

いくらなんでも、昔でもそんなことが??の世界です。(テレビドラマの中での話ですが・実際もそうだったんだべな~~って思いました)

なお、いずれ昔のことなので、この臥薪嘗胆ともどもに、

越王「勾践」

であるということも、言われてるようです。
一般的に

臥薪:夫差
嘗胆:勾践

と言われてますが、これがどちらも、勾践であると。
これは歴史の話ですから、ここでは割愛しますが、今から2500年ほど以前の話ですから、すごいいですね~~

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臥薪嘗胆の使い方と例文を自分の経験から作ってみた!

「臥薪嘗胆」

を使う場面って、やっぱし屈辱的な場面や、このことは忘れない・・肝に銘じる・
そんな場面かと思います。

わたしは、なんとなく「笑うセールスマン」を思い出してしまいました。

最近は、努力する・・そんな例えでも使われるようですが、本来の由来から考えると、ちょっと違う気もします。
でも、気分は「臥薪嘗胆」で、例えば資格試験に合格・・勉強する・・でも、現代はありなんだと思います。

しかしながら、本来の由来や意味を考えると、私自身はそちらで使用することは、憚られます。

でもそれも作ってみました。

臥薪嘗胆の例文を作成してみた!

私の経験上から、こんなのを作ってみました。

1:この屈辱絶対忘れない。臥薪嘗胆の思いで心に刻むど!
2:損失を繰り返しながら、投資の世界での努力が実り、今やトップトレーダーになった彼は、まさに臥薪嘗胆で日々努力した甲斐があったなあ~
3:親戚中で、結婚式での笑いものにされたこの恨みは、絶対に忘れない・・臥薪嘗胆の思いでいつか見返してやりたい!
4:負けた・この屈辱、絶対に3年後に必ず晴らすべく、今後は臥薪嘗胆の思いで、練習に励むど~~
5:会議で受けた屈辱。俺が部長になったらここの全員飛ばしてやる!臥薪嘗胆の思いで仕事して、部長まっしぐらだ~~

なんて、いかがですか?
臥薪嘗胆の言葉の裏には、やはり夫差と勾践の感情的な、怨恨と言うか復讐心と言うか、きれいごとではない思いが、詰まっているんだと思います。

なので、そういう感情の場面で使用するのが、本来のあるべき姿なんだと思います。

きれいごとの臥薪嘗胆は、ちょっとな~~と思うんだけど、皆さんはいかが思いますか?

臥薪嘗胆の英語表現(表記)は?

辞書によると

臥薪嘗胆:Wo wood

と出てきます。
他の辞書では

going through thick and thin to attain one’s objective
enduring unspeakable hardships for the sake of vengeance

と出てきますが、これは私には難しすぎます。

こういうのもあります。

I have struggled under extreme difficulties for a long time.

この訳は、私は長い間臥薪嘗胆の苦しみを舐めた。
う~~んこれが一番しっくりくるかな。

英語表現には、これ難しいな~~って思った次第。
参考までに。

臥薪嘗胆の類義語や対義語(反対語)にはどんなものが?

「臥薪嘗胆」

の類義語としては、以下のような言葉があるようですね。

  • 「越王之胆」
    「坐薪懸胆」
    「名誉挽回」
    「汚名返上」
    「捲土重来」

臥薪嘗胆の意味からして、近いものあれば感情的にいまいち・・なものもあるのですが、うえで

「越王之肝」

とは、これはそのまんまですね。
これを類義語にするならば

「会稽の恥」

も、そのまんま使えると思います。
会稽の恥をそそぐ!

などは、いい言葉だな~~って思います。
上の2番の「坐薪懸胆」は、なんとなく近い意味ですね。
寝るのではなく、座るんですね。

いずれ、こういう言葉が類義語であるようです。

臥薪嘗胆の対義語(反対語)は?

さて、反対語としてはどんな言葉があるでしょうか?

「再起不能」

ですね。
再起をかけようと思っても、何らかの理由で絶たれる。

これは、ちょっと心情的に悲しい言葉です。
・・・・・・・・・
一網打尽は、行う方はいいが、される方にはなりたくないですね。
意味や英語には、とても興味深かったです。

一網打尽にするの意味や英語で表現すると?使い方や例文を日常から!

いくら立派な人でも、貧すればどうにもならないんだな~~
確かに。

貧すれば鈍するの意味や語源や英語表現をまとめてみた!例文は?

このことわざは当たってると思います。
・・・・・・・・・

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臥薪嘗胆を自分の人生に重ねると?感想!

「臥薪嘗胆」

GYAOでの「孫子」の物語を見て、この言葉のシーンも、何度も見せられました。
何せ、無料でしかも、その当時に、どういうわけかNHKの衛星放送でも、確か夕方6時からやってました。

呉というお国は、のちに三国志でかなりの有名になりますよね~~

しかしだ・・

孫子の時代のお話で、つかえた王が呉の

「闔閭」

という方で、孫子を採用したとたんに、もちろんですが「連戦連勝」で、あっという間にその辺の勢力地図が、塗り替わったわけです。

この中に出てくる

「范蠡(はんれい)」

という方がいるのですが、中国ではとても人気の方なんだそうです。
ある意味、孫子よりも人気があるんだそうな・・ホントかな??
あだ名が、私が思うに

「人生の達人」

ですね。
失敗はないんです。
行く先々で、事業が成功してその地域に奉仕。

越王勾践の妬みを感じた范蠡は、最後は国を西施とともに出奔します。

行った先で、またもや大成功。

なので、成功をあやかりたいという、そんな意味でしょうかね~~なんて、思います。

・・・・・・・・・・・・
物事の上達は、好きであれば早いというたとえですが、嫌いなことはやはり、嫌いですからね~~
どうすれば上達が早いかというと、やはり好きでないと‥そんな考察です。

好きこそ物の上手なれの使い方や例文は?ものの意味と英語表記は?

清濁併せのむような人になりたい!

清濁併せ呑むとは 意味や使い方は?由来や類語や英語表記の考察!

そうは思うのですが、なかなかそうもいきません。

*少し、横道なところもあるかもしれませんが、自分の経験も含めてますので、容赦くださいね。
ヘッダーの写真は、愛機の「x-t4」で撮影の庭の冬の満天星です。

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