酔生夢死とは?意味と使い方や例文と英語表現は?語源や由来のお話!
酔生夢死とは?
辞書からの意味と、使う場面や、使い方を考えながら、私なりの例文を作成してみました。
この、四字熟語の語源や由来のお話は、とても面白いというか、興味があります。
また英語表現はどうなるかの考察や、英語での例文も考察してみました。
読み方は「すいせいむし」です。
Contents
酔生夢死の意味と漢字の分析!
「酔生夢死」
読み方は「すいせいむし」または「すいせいぼうし」と読みます。
一般的な読み方は
「すいせいむし」
です。
意味は、チョと意味深です。
酔生夢死とは?意味はちょっと意味深!
意味は以下のようです。
「何もせずに、虚しく一生過ごすこと。生きている意味を自分で自覚することなく、ぼんやりと無自覚に一生起こることを言う。」
のような意味になります。
まるで人生が、お酒に酔ったような、また夢を見ているような心地で、一生を終えて死んでいく。
そんな意味から、このような四字熟語が出たようですね。
漢字の字から言うと、分析になるでしょうか?
酔生夢死の感じから意味を読み取る!
漢字から、ちょっと意味を分析をしてみようと思います。
- 酔:酔っている、酔っている様な
生:人生、生き様
夢:夢を見る如し
死:一生をおわる
こんなような、分析のように私は思います。
漢字では、こんなような、分析のように私は思います。
漢字の通りですね。
酔生夢死の語源になった由来と出典の書のお話!
さて、酔生夢死の語源になった、人物と出典元の書ですが、以下のようです。
- 作:儒学者「程顥」(ていこう)
出典書物:『程子語録』(ていしごろく)
になります。
その中に
雖高才明智
膠於見聞
酔生夢死
不自覚也
このような漢詩が。
意味は以下のようです。
*才能がどれだけあっても、見たり聞いたりしたことを、そのままにしていたら「酔生夢死」、何一つ有意義なことをせずに、無自覚に死んでいってしまう。
こんな訳になります。
確かに…ですね。
酔生夢死の作者の「程顥」の生きた時代と人物評!
さて、この
「程顥」(ていこう)
という方は、どんな方で生きた時代はいつなんでしょうか?
以下のようです。
程 顥(てい こう、明道元年(1032年) – 元豊8年6月15日(1085年7月9日))は、中国北宋時代の儒学者。字は伯淳。明道先生と称された。朱子学・陽明学の源流の一人であり、弟とあわせ「二程子」と呼ばれる。
(wikipediaより引用)
北宋時代の、儒学者とあります。
しかし・・この方は、北宋の「科挙」の「進士」に26歳で合格しています。
超エリートです。
ではどういう制度だったか?
進士(しんし、拼音: jìnshì)とは、隋から北宋中期にかけては科挙の六科の一つ。
隋代の初めに科挙が開始されたが、605年に進士科が設けられた。隋・唐の時代は進士科と明経科で試験が別になっていた。
進士科は試験が最も難しく、1回に採られる人数は2~30人と明経科の十分の一であったため、最も重んじられ、地位は他の科よりも高かった。「明経科は30歳でも年寄り、進士科は50歳でも若い方」ともいわれた。
(wikipediaより引用:抜粋)
科挙の合格率は、とんでもないもので、日本にはこんな難関は、私は知りません。
こういう方が書いたものですね、
酔生夢死とは、なかなか侮れないですよ~~
酔生夢死を使う場面と使い方を例文で!
「酔生夢死」
を使う場面って、どんな場面?
今回は少し、悩みましたね。
自分の人生に当てはめると、これに似たことがあっただろうか?
そんな思いです。
でも、やはりあるんだな。
- 1;怠惰な時代
2:自己中の世界
3:投げやりな世代
などなど・・背景に何があるか?
それもちょっと問題ですね。
酔生夢死の使い方を私なりの例文で表現!
以下のように作成してみました。
1:わが人生は、酔生夢死の如きにて候!夢も希望も無くなった!
2:深く考えず、人生は酔生夢死のごとく・これが一番気楽だ。
3:男子たる物、ひとたびこの世に生を受けて、酔生夢死の生き方なら親への冒涜だ!
4:俺の生き方を、酔生夢死という輩がいるが、どこが当てはまるんだ?俺には理解不能だ。
5:そんなに働いても、得るものはあるのか?ある意味酔生夢死の生き方が、理想的に見えるんだな。
などなど・・いかがでしょうか?
生きることの意味を、どう考えるかの世界かと。
酔生夢死は、気楽な考え方でいいかもしれませんが、一個の人間としては、せっかくこの世に生を受けたにもかかわらず、ただ時間を過ごすだけ?
やっぱそれは無いな~~と思います。
人間は弱い生き物です。
楽な方に向かいやすいということは、言えるかとも思うんだな。
酔生夢死の類義語にはどんな言葉がある?
酔生夢死の類義語には、以下のような言葉があるようです。
- 1:無為徒食
2:走尸行肉
3:遊生夢死
何となく、漢字の解釈で似ているように思えますね。
無為徒食は、何もせずにただ食べて暮らす・・何もしていなくても、腹は減りますから。
一つ、走尸行肉というのがあるのですが、これちょっとなんんだろ?
と思ったのですが、意味は
「生きていても役に立たない」
そんな意味です。
う~~ん
これって、すごくあきらめの境地に思います。
ッて、ただ遊んで生きて暮らして、夢のように死んでいく?
これもなんか、人生ってなんだろ?
って思うんだな。
この世に生を受けて、やっぱしお国のためや、社会のためや子供たちのためや、少しは存在意義を残さないと、生きている証にはならないと思うんだな。
酔生夢死を英語で表現するとどうんな表記に?
いつものように検索で
酔生夢死:Drunk life dream death
う~ん・・飲んで生きて夢を見て死に至る。
そんな感じの訳でしょうか。
他の英訳は?
idling one’s life away
ニュアンス的に何となくですが、おそらくこちらの方があってるんだと思います。
They dream their lives away.
(彼らは酔生夢死の輩である)
away
これがポイントですね‥多分
逃避していますから・・人生から。
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「酔生夢死」
いい言葉です。
意味のおさらいですが
「何もせずに、虚しく一生過ごすこと。生きている意味を自分で自覚することなく、ぼんやりと無自覚に一生起こることを言う。」
という意味です。
この四字熟語の、出た背景や歴史的なお話も、書かせていただきました。
とても楽しかったです。
私のこれまでの人生は酔生夢死だった?
さてね~~
少しは、生きてきた証明はさせて、いただいたような気はしますが。
子供は三人。
全員女ですが。
家を新築しました。
一応親孝行もしてますから、87歳のおふくろさんの世話・・これは畑ですが、やりたいようにやらせてます。
まだまだ現役。
今年もやるき十分です。
ただ、断片的に人生を見てくると、やる気をなくしてる時間も結構あるんだな~~
四六時中、気を張り詰めていることなんて、できないことも事実だと思います。
息抜きは大事!
しかし、この酔生夢死を地でいってる方の場合は、四六時中酔生夢死なんだと思います。
酔っているような人生と、勘違いしている方もいるようですが、決してそうではないという意味の解釈は、大事ですね。
せっかく、この世に人生を頂いたのですから、ただ無為に過ごしては、お天道様にバチが当たりそうです。
でもね~~
近所にもいるのですが、全く外に出ないで、何をしているのか??
まだ二十歳なのに。
なんでそうなるのかな~~
人生というか、世の中わからんもんです。
そんな感想で・・
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