春風駘蕩の意味と使い方を例文と会話例作成で!語源と類語や英語表現!

松島多聞山の春の桜
春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)とは?
意味は、春の風ののどかに吹くさまで、人の性格も温和なさまのたとえ。

  • ・語源は「謝朓」の詩に由来。
    ・使い方を例文と会話例で。
    ・類語と言い換えや反対語と英語表現。
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「春風駘蕩」は春を感じる言葉だな~~!

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春風駘蕩とは?読み方と意味を詳しく!

「春風駘蕩」
読み方は「しゅんぷうたいとう」です。
意味は以下の解説。

春の風ののどかに吹くさま。また、人の態度や性格、その場の雰囲気などがのんびりとして温和なさまのたとえ。
(四字熟語を知る辞典)
1 春風がのどかに吹くさま。
2 物事に動じないで余裕のあるさま。ゆったりとのんびりしているさま。
(デジタル大辞泉)

季節は春。
のどかで、柔らかい春風が吹く様子になぞらえて、人の性格や存在も、春風同様どっしりして、穏やかで温和な性格。
そんな様子を、言い表してる四字熟語です。

「物事に動じない」

これは一つのポイントに感じます。
皆さんのお近くには、こんな方いませんか?

春風駘蕩を漢字の意味で分析してみる!

「春風駘蕩」
難しい漢字ですが、一文字づつ分解してその意味を確認します。

春風春の風、春に吹く風
のろい馬、鈍い馬
ひろい、のどか、のびやか
駘蕩のどかなさま、のびのびとしたさま。

漢字を分解すると、上のような意味があります。
「駘」
は、馬と台を組み合わせた漢字で、もともとは馬が「銜(くつばみ)」を外すことから。

春風駘蕩の言葉の由来と歴史的な背景!

「春風駘蕩」
の語源は、中国の5世紀に、中国南北朝時代の南朝斉の詩人として活躍した
「謝朓」(しゃちょう)(464年 – 499年)
の詩によります。

作者「謝朓」はどんな方?春風駘蕩の詩の意味は?

「謝朓」(しゃちょう)
とは、こんな方です。

謝 朓(しゃ ちょう、464年 – 499年)は、南朝斉の詩人・文学者。字は玄暉(げんき)。
(wikipediaより)

たった35年しか生きられなかった、なんとも憐れを感じますが、最後は陰謀渦巻くお国の謀り事の犠牲になったようです。
その作風は、花鳥風月を読むのが、得意だったと。

春風駘蕩の詩は以下。

「朋情は以って鬱陶たり 春物方(まさに)に駘蕩たり!」

というくだりが‥

意味は

  • 朋情は以って鬱陶たり:同法や友人との関係は(気持ち)うっとうしいが・・(前段の方)
    春物方(まさに)に駘蕩たり:「春の景色は、まさしくのどかなものであるな~~」(後ろの方)

と言う意味ですが、この言葉が「春風駘蕩」の出典元になります。

確かに「春風駘蕩」ですね。
その方の詩を何篇か読んでみたのですが、気になるものを数点。

  • 思君此何極:君を思うこと 此れ何ぞ極まらん
    攜手共行樂:手を携へて共に行楽す

これいいな~~と思った詩です。
素晴らしいですね。
私のような年齢になっても、心にしみます。

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春風駘蕩を使うのはどんな場面が適するか!

「春風駘蕩」

の使い方の場面ですが、やはりこのまんまの風景でしょう。
それと、それを表すような、人物の表現かと。

場面1春の日差しが暖かいのどかな日
場面2どっしりした温かみのある人
場面3春の季節感を感じる日
場面4人の性格を称して

言葉の意味からそのまんまの情景を、イメージしてみました。
季節感と、人を評する場合が、多いかと思います。

春風駘蕩の使い方を例文と会話例作成で!

以下のように、自分の経験をもとに、考えてみました。

例文1五月の春の陽気はまさに、「春風駘蕩」を感じる、穏やかな日だな~~待ち遠しい!
例文2春の風景は、桜景色や新緑が「春風駘蕩」を感じさせて、穏やかなイメージがあるな~
例文3A君はまさに「春風駘蕩」で、多少のことでは気持ちは動かず、どっしりしているね。
例文4春のイメージはまさに「春風駘蕩」で、冬の今から待ち遠しい気持ちでいっぱいだ。
例文5気持ちの性格を目指すなら「春風駘蕩」が一番だな。人間穏やかに行こう。
例文6結婚相手は「春風駘蕩」な、温和な方でどっしりとしてる方がいいね。

などなど・・私の経験上からの、印象を

「春風駘蕩」

に合わせて作ってみました。
穏やかな性格っていいですね。
喜怒哀楽が激しいと、周囲も構えますから、誰にでも接し方は同じで、穏やかで和やかに‥

が・・なかなかできないものですが!

春風駘蕩を用いた会話例!

以下の会話で。

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うちの嫁さんは、全く落ち着きがなくって失敗ばっかだ。この間もせっかちで、車ぶつけたし。

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ケガしなかったの?そりゃ~~良かったね。

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それに比べて、君の嫁さんは、おっとりしていて、ほんわかでイメージがまさに「春風駘蕩」で落ち着いてる印象があるな~うちとは逆だな。

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いやいや、ああ見えて実はそうではない面もあるから、人間って怖いもんだと思うよ。

などなど。
我妻はせっかちで、落ち着きがありません。
全く「春風駘蕩」とは無縁ですね。

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春風駘蕩の類義語と言い換えは「春日遅遅」!

春風駘蕩の類義語は以下。

類語1春日遅遅
類語2温厚篤実
類語3和顔愛語
類語4温柔敦厚
類語5平穏無事
言い替え春日遅遅

などなど。
言い替えとして適当だな~~と思うのは
「春日遅遅」
にしておきます。
「春の日はゆっくりと進み(遅々)また春の日がのどかで、晴れ晴れとしている様子」
です。
正確なら、温和な性格をイメージしてしまいます。

春風駘蕩の反対語(対義語)は「秋霜烈日」!

「春風駘蕩」
の反対語を考えてみました。
季節で、春ののどかな風景で、暖かい一日なら、その逆は寒い季節を象徴する言葉ですね。

「秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)」

が、その反対の対極にあります。
これは、漢字からすでに連想できるかと思いますが、秋の霜で冷たい様子などを表現したものです。

厳しい対応や、それなりの性格の方を指す場合も多いようです。
こういう人、あんまし好きでないですな~~

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春風駘蕩を英語で表現するとどうなる?

春風駘蕩を英語で表現すると以下。

1:warm and genial spring weather
2:genial and balmy

春を感じますね。

There is something sunny and genial about him.
(彼はどことなく春風駘蕩とした雰囲気を感じさせる)

これっていいですね。
応用がかなり効きそうです。

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春風駘蕩をこれまで何度も感じてきた印象!感想やまとめ!

「春風駘蕩」
の本記事の内容を、表にまとめてみました。

意味春の風ののどかに吹くさまで、人の性格も温和なさまのたとえ。
語源「謝朓」の詩・「朋情は以って鬱陶たり 春物方(まさに)に駘蕩たり!」
使う場面春の日差しが暖かいのどかな日や人の性格を評して。
使い方と例文結婚相手は「春風駘蕩」な、温和な方でどっしりとしてる方がいいね。
類語春日遅遅、温厚篤実、温柔敦厚  などなど
言い替え春日遅遅
反対語「秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)」
英語1:warm and genial spring weather  2:genial and balmy

There is something sunny and genial about him.

人の性格としたら「春風駘蕩」な方なら、どっしりしていて、温和な性格で包み込んでくれそうです。
なかなかいないですね。

でも「春風駘蕩」いい言葉ですね。
春は、季節の中でも一番大好きです。

春風駘蕩を何度も感じてきた?

「春風駘蕩」
いい言葉です。
作り手の詩人の方は、5世紀の方ですから、当時は何を思っていたかな~~と。

風雲渦巻く、当時の宮中の中での、はかりごとを思い、それを憂いて作ったのかもしれません。
まさにその真逆だったような。

私の人生も、けっして「春風駘蕩」ではなく、全くかけ離れたむしろ

「秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)」

なイメージに感じます。
が‥スカスだ・・・

今の時代は、私が生きてきたバブルを経験してきた世代とは、全く非なるものに感じます。
私の孫の世代は、まさに厳しい時代・・なんではないでしょうか?
今の、私の娘世代、今の若者世代でも当てはまると、私は感じています。

季節は、春夏秋冬巡って

「春風駘蕩」

のような日は、毎年訪れます。
しかし、世の中の雰囲気は季節感ではないですから、最近は厳しさだけを感じますな~~

そんな中で、少なくとも気持ちの持ち方や、雰囲気や所作だけでも

「春風駘蕩」

を心がけたいと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

・・・・・・・・・・
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*ヘッダーの写真は、私が撮影した春の風景写真。

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