精を出すとは?使い方や意味を例文の作成で!英語表現はどうなる?
精を出すとは? 意味は、元気を出して、一生懸命に励むこと。
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「精も根も尽き果てた!」と言う表現も!
Contents
精を出すとは?読み方と意味を詳しく!
「精を出す」
読み方は「せいをだす」です。
意味は以下の解説。
元気を出して行動する。一所懸命に励む。熱心に働く。
(日本国語大辞典)
同じ、働くや励むことの意味でも、「一生懸命」がつくので、集中が違います。
対象は、自分が集中してやる物事全般かと。
勉強や仕事や趣味・・その方個人で多岐にわたります。
「いま行ってる物事に、一生懸命に地道に取り組む様子」
私は農作業に「精を出す」かな。
春から秋までは、その期間。
普段、体がなまってますから、ちょうどいいと言えばそうですが。
「前向き」な言葉で、やる気を感じさせます。
精を出すの語源や由来はどこから?
「精を出す」
の語源は?
語源に当たるような、中国や日本の故事や、ことわざに由来するものではなさそうです。
以下、漢字の分析で。
精を出すの漢字の意味から語源を紐解く!
「精を出す」
の、この場合の漢字の分析では
精 | こころ。たましい。気力。 |
出す | 蓄えてある力などを外に示す。 |
「精」:心、魂、気力、精力
の意味があります。
「精」の上記の意味のもの(心:やる気と気力など・)を「出す」という行為。
これが、全力で取り組む姿勢になります。
この「精」を使った熟語には
- ➀:精力
➁:精神
➂:精進
などなどがあります。
「精」の漢字の意味には、ほかにもたくさんの意味があり、熟語が多い要因かと。
「心身の気力」や「元気」が、一生懸命の源。
勿論やる気の「気力」も。
熱心に励む・・いい言葉ですね。
「精を出す」を代弁するような言葉ですが、まさしくそんなイメージかと。
精を出すの使い方を場面と例文と会話例で!
この章では
- ・精を出すを使う場面。
・使い方を短文の例文で。
・精を出すを用いた会話例。
を解説します。
精を出すを使う場面は?
「精を出す」
を使う場面、何かに集中してやる時、仕事でも趣味でも人生の目標など・・個人ではいろんなことが考えられます。
具体的な、場面を想定してみました。
場面➀ | 納期の迫った仕事や勉学 |
場面➁ | 趣味と実益を兼ねた副業 |
場面➂ | 新規の事業に取り組む姿勢 |
場面➃ | 農作業に精を出す・・これ私(兼業農家) |
場面➄ | 地域のボランティア・・などなど |
などなど・・こんなところが、主な
「精を出す」
と言う表現の、具体的な場面としては、標準的かと。
みなさんの
「精を出す」
場面と言うのは、どんなときですか?
「精を出す」の使い方を短文の例文で!
以下の例文で。
例文➀ | 来週の田植えに向けて、苗つくりに精を出さねば!秋の豊作が待ってるど~~ |
例文➁ | 私は、毎日のブログ記事の更新が日課!精を出した先の結果を見るのが楽しみだ。 |
例文➂ | 娘は、今年から畑で野菜栽培に精を出しているが、空回りにならなければいいがな~~ |
例文➃ | 老後のたくわえにと、せっせとバイトに精を出す60代での、前期高齢者・・って私の事だな。 |
例文➄ | 一日一善に精を出す、老いた私の母親には、全く頭が上がりません。 |
例文⑥ | 70歳まで働くと、パートに「精を出す」妻に、やる気を感じる自分。 |
私の周辺での、例文を作成してみました。
89歳の、私のおふくろさんは、毎日畑に出勤して、野菜作りに精を出しています。
おかげで、年中新鮮な野菜を、食べることができます。
そろそろ、私が引き継がないといけないな~~とは思うんだっけな~~
「精を出す」を使った会話例!
以下の、同居人の娘との会話例で。
お~~畑仕事に精を出してどうしたんだ?
ここに、トウモロコシと枝豆植えるんだけど、貉とタヌキとハクビシン対策やるから手伝ってよ!
いいけど‥どうしたんだい・・とつぜん?
子供たちが、畑のトウモロコシと枝豆が食べたいっていうからさ~~。
という事で、昨年はめでたく食べました。
孫たちも収穫して、楽しんでましたっけ。
精を出すの類語(類義語)と言い換えは「一生懸命」!
「精を出す」
の類義語(類語)は以下。
頑張る | 困難にめげないで我慢してやり抜く |
励む | 気持ちを奮い起こして物事をする |
奮闘する | 力いっぱい努力すること |
精進する | 特定のことに一生懸命打ち込む |
一生懸命 | 命がけで事にあたること。一心に骨折ること |
言い替え | 一生懸命 |
などなど、ほかにもたくさんありますが、こんなところで。
頑張る源は、やはり「精」です。
励むも、もとは精一杯に励むとも言いますから、もとは気力や体力の心身の「精」になるんだと思います。
言い換えとして適当だな~と思うのは
- 「一生懸命」
にしておきます。
精を出す姿も、「一生懸命」かと。
精を出すの反対語(対義語)は「怠ける」!
「精を出す」
の反対語(対義語)を考えてみました。
精いっぱいの気持ちで、打ち込む姿で、まじめに働いてる姿なのですが、その反対となると、これはもう
「いい加減な怠け者」
でしかないですね。
それ以外は思いつきません。
したがって、対義語(反対語)は
- 「怠ける」
です。
そういう人は「怠けもの」といいます。
・・・・・・・・・・・・
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平家物語の冒頭にも書かれている文章ですね。
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・・・・・・・
精を出すを英語で表現すると?
「精を出す」
試しに検索で
精を出す:Give spirit
お~~そのまんまじゃん。
魂ですね‥多分。
ほかの訳は?
work hard
と出てきます。
これはこれでまた、そのまんまかと。
apply oneself to one’s work.
(仕事に精を出す)
be hard at work one’s studies.
(仕事に勉強に精を出す)
こんな感じで、表現できるようです。
ほかの表現もあるのですが、たくさんあっても私は覚えられないので、今回は
「work hard」
こちらを!
「 精を出す」私は人生に精を出してきたか?感想とまとめ!
「精を出す」
の本記事の内容を、以下の表にまとめてみました。
➀:意味 | 元気を出して、一生懸命に励むこと。 |
➁:語源と由来 | 漢字の意味による |
➂:使う場面 | 物事に集中する場面 |
➃:使い方を例文で | 70歳まで働くと、パートに「精を出す」妻に、やる気を感じる自分。 |
➄:類語 | 頑張る・励む・一生懸命 |
⑥:言い替え | 一生懸命 |
⑦:反対語 | 怠ける |
⑧:英語表現 | 「work hard」 |
「精を出す」
意味のおさらいです。
「元気を出して集中する」
「元気を出して行動する。一所懸命に励む。熱心に働く」
こんな意味になります。
「精を出す」
そんな場面は、どの方においてもあり得ること。
何かに没頭する場面は、誰にでもあることですね。
私は人生に精を出してきたか?良いお話は?
私は、人生に「精を出して」生きてきたか?
さて?
どうでしょうか?
でもどちらかというと、常に目標は持ってやってきたようには思いますね~~
でも目に見えた成果は?
ないね!
でも、楽しく生きてきました。
多分これからも、一喜一憂しながらこのような延長線上で、生きていくんだと思います。
そんな中で、今精を出しているのが
- 1:カメラ:写真
2:ブログ
です。
カメラ最近、新しいフジの「x-s10」を購入したのですが、これいいですね~~
ブログに写真をアップしているのですが、こっちも楽しいです。
これからどんどん、写真撮影してブログにアップしていこうと思います。
これも楽しみなんだな。
でも、それって何の意味が??
それを言ったら、撮り鉄って何のために写真撮影してる?
さて??なんででしょ?
追及していくと哲学的になりそうだから、この辺で。
・・・・・・・・・・
いたちごっことは?
子供のころに遊んだ記憶があるのですが、考えれば奥が深いんだな~~
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いつものように、語源のお話は興味深かったです。
・・・・・・
*多分に主観を入れて書いていますので、???な部分があっても容赦ください。
ヘッダーの写真は、一昨年撮影の展勝地の桜の風景です。