ルビコン川を渡るとは?意味と使い方!賽は投げられたは人生の転機!

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ルビコン川を渡るとは?
意味は、とても重大な事案で、後戻りできない決断のこと。

  • ・ルビコン川とカエサルとの関係。
    ・賽は投げられたは演説の一文。
    ・使い方を例文と会話例で。
    ・類語と言い換えや反対語と英語表現。
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思えば何度ルビコン川を渡ったかな~~!

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ルビコン川を渡るの「ルビコン」とは?意味を詳しく解説!

ルビコン川を渡るのイメージ写真

「ルビコン川を渡る」
読み方はそのまんまです。
ルビコンとは「川」の名前です。

どこにあるの?

ほぼここ。

歴史的に有名な場所なので、、我こそは・・で、場所が二転三転、紆余曲折の議論があるようですが、ほぼこの辺という事で。
何せ、紀元前のお話なので、無理もなかろうかと。

当時の歴史から言うと以下の解説。

共和政期ローマにおいて、属州ガリア(ガリア・キサルピナ。「アルプスのこちらのガリア」の意)とイタリアの境界になっていた川。ラベンナとアリミヌムの間を流れ、アドリア海に注ぐ細流。どの流れをルビコン川に比定するか、古来諸説紛々としていたが、現在ではフィウミチーノ川がルビコン川にあたるとみられている。
(日本大百科全書)

やはり、諸説云々です。

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ルビコン川を渡る思いとは?渡ったらどうなる?

「ルビコン川を渡る」
意味は、以下の解説です。

ある重大な決断・行動をすることのたとえ。
(故事ことわざ辞典)

そして、ルビコン川を渡った、大きな決断の後は

後戻りのきかない道へと歩み出すことになる」

「ルビコン川を渡る」
という例えは、この決断は後戻りはできない、重大な決断だ!

そのことを意味します。
いわば、人生をかけた決断とも言えます。

そして、「ユリウス・カエサル」は、、ルビコンを渡る禁を冒して、ローマの統一に踏み出したわけです。

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ルビコン川を渡るの語源と由来のお話!

ルビコン川を渡るのイメージ写真

時は紀元前49年1月12日。(塩野七海さん著より)
ユリウス・カエサルの、ルビコン川を望んで麾下(カエサル直轄部隊第13軍)の部隊に向かっての演説。

  • 「ここを超えれば、人間世界の悲惨、越えなければ、わが破滅」
    「進もう、神々の待つところへ、われわれを侮辱した敵の待つところへ、賽は投げられた」

カエサルは当時は、ガリア(現在のフランス南部)方面の総督。
ガリア征服を成しとげた英雄。
三頭政治の「ポンペイウス、クラッスス」とカエサルは有名。
しかし、クラッスス亡き後は、ポンペイウスとの仲が険悪になる。
元老院とポンペイウスが手を握り、カエサルの追い落としを謀る。

ガリアからの帰還を命じたのだが、ローマの法律で当時の
「ルビコン川」
を、軍を引きいて渡ることは(ローマ国内)、法律違反で即終身刑。
しかし、カエサルのこの時点で、もし、丸腰でローマの元老院に出廷しても、同じ処遇が待っていたわけです。

率いるのは、カエサルが軍隊編成時から、編成の第13軍。
この13軍は、カエサル麾下で補充はしない方針で、本来「6,000人」の編成ですが、その時は約
「4500人」
程度。
13軍は、カエサルとともにあり、忠誠心はまさに、命を賭す覚悟のメンタリティー。

宿敵ポンペイウスは、この程度の軍隊では、ローマに攻めてくることは無かろうと、高を括っていたんだな。
ところが、カエサルは

「ルビコン川を渡った!」

賽は投げられたわけです。

*上記の演説文は、塩野ななみさんの「ローマ人の物語」の「ユリウスカエサル」のルビコン以前(上中下)ルビコン以後(上中下)で、詳しく書かれていて、とても面白いですよ~~
私は、この物語を確か28巻くらいまで読んだな。
そのあとも、どんどん出たのですが、仕事が忙しくて止まってしまいました。

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ルビコン川を渡るを使う場面を考えてみた!

 

「私はルビコンを渡る決断!賽は投げられた。」

賽とは、「サイコロ」で投げられたら、目が出るだけ。
そんな目が‥後戻りできないんだな。

やはり、絶体絶命の事態で、そこをやり過ごす、または回避するには絶体絶命の「人生を賭した決断」が求められるんだな。
そういう場面で

  • 「ルビコン川を渡る決意」

をするであって、もし決断をした場合は

  • 「賽は投げられた」

で、後戻りはできない。
そんな場面、そうそうないかと思いますが、このことを意味していると思います。

 

ルビコン川を渡るの使い方を短文の例文の作成で!

 

ルビコン川を渡るのイメージ写真

以下のように短文での例文を、作成してみました。

例文➀この難局を乗り切るには、ルビコン川を渡るくらいの、重大な決断が必要だな。
例文➁ルビコン川を渡る思いで、転職を考えて、実行することで賽は投げられた状態を、自ら自分に課した。
例文➂家の新築は、先の長いローンが・・まさにルビコン川を渡る思い。賽は投げられた、進むしかない。
例文➃家の次の世代を決めることは、ルビコン川を渡る思い。決めたら一蓮托生・・進むしかないな。
例文➄全財産を委譲することは、私にとってはルビコン川を渡る思い。が・先に進むしか道は残されていない。
例文⑥どこで定年するかを決めるのは、「ルビコン川を渡る思い」で、なかなか決断できない。

私の思いです。
転職の時もそうだったな~~
家を建てる時も、何せ、一生の大仕事。
この先25年もローンの支払いは、一世一代の大仕事ですから。
決断してよかったです。
そして今は4番~6番です。

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ルビコン川を渡るの会話例!

以下の会話で。

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お父さん、転職って何考えてるの?今のままで十分でないの?。

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はたから見たら、なんの不足も無いように見えるかもしれないが、俺は死ぬ思いだ!ここで路線を変えることは俺にとって「ルビコン川を渡る思いだ」

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ルビコン川って何のこと?難しいこと言わないでほしいんだけど。

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それは自分で考えろ!いずれ、賽は投げられたのだから、後戻りはできようはずもない。

など、私の転職時の内容です。
後戻りはできませんし、給料は3分の一以下。
これを
「ルビコン川を渡る決意」
と言わんで、どうする?

ルビコン川を渡るの類義語(類語)や言い換えはどんな言葉が?

ルビコン川を渡るの類義語(類語)は以下。

背水の陣逃げ場はないと覚悟した上で、ものごとに取り組む
乾坤一擲自分の運命をかけるような大仕事、大勝負
勝負に出る勝敗の行方を左右する行動を行う
清水の舞台から飛び降りる必死の覚悟で実行するという意味
打って出る活動の場にみずから進んで出る
言い替え勝負に出る

などなど。
言い換えとして、適当だと思うのは
「勝負に出る」
ですね。
実は、「背水の陣」かな~~とも思ったのですが、「ルビコン川を渡る」思いは、やはり攻め!
守りを転じて攻めもいいですが、やはり攻めるんです。
なので、「勝負に出る」がシンプルでよさそうに感じます。

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ルビコン川を渡るの反対語(対義語)にはどんな言葉が?

ルビコン川を渡るの反対語(対義語)を考えてみました。
攻めと、一世一代の大勝負です。
反対は、平和な人生。
しかし、ことわざの習性上そうならないための布石も、含んでいるかと。

ならば、用意周到な意味もあるかと思います。

「備えあれば患いなし」

を提案します。
大きな、人生をかけた大勝負も、用意周到に、リスクマネージメントを行っていれば、そういう事態も回避されるかと。
まさに「備えあれば患いなし」で、人生をかけた勝負という、のるかそるかの勝負も、しなくていいかもしれません。

リスクマネージメントは重要かと思います。

・・・・・・・・
手こずるとは?
意味や由来のお話を。

手こずるとは?意味と使い方を例文で解説!由来や類語と英語表現!

背水の陣とは?

背水の陣の意味とことわざの由来は?使い方を例文と会話例で解説!

韓信のとった戦法。
しかし、最もやる気を起こさせる、陣形でした‥命がけですから。
・・・・・・・・・・

ルビコン川を渡るを英語で表現!

ルビコン川を渡るのイメージ写真

「ルビコン川を渡る」
を英語で表現すると、こうなります。

1:cross the Rubicon.(ルビコン川を渡る)
2:burn one’s bridges/boats. (背水の陣)
3:make a crucial decision .(重大な決断)

上の三つ。

1:cross the Rubicon.

は、シェークスピアの、内容でもこの表現を用いていますから、これで通用するかと。

「THE DIE IS NOW CAST」(さいは投げられた)

もこれが、シェークスピアの「Julius Caesar」の原文です。

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ルビコン川を渡るいい話!感想とまとめ!

 

「ルビコン川を渡る」
の本記事の内容を、以下の表にまとめてみました。

➀:意味とても重大な事案で、後戻りできない決断のこと。
➁:語源と由来ユルウス・カエサルがルビコン川を渡ったこと・
➂:使う場面重大な決断と実行
➃:使い方を例文でどこで定年するかを決めるのは、「ルビコン川を渡る思い」で、なかなか決断できない。
➄:類語勝負に出る・背水の陣・乾坤一擲・など
⑥:言い替え勝負に出る
⑦:反対語備えあれば憂いなし
⑧:英語表現「THE DIE IS NOW CAST」(さいは投げられた)

意味のおさらいです。

ある重大な決断・行動をすることのたとえ。
(故事ことわざ辞典)

そして、「賽は投げられた」は、その重大な決断を実行して、後戻りできないことを意味します。
こういう決断って、ありますか?

私の場合は、転職と家の新築だったような気がします。
何とか、乗り切ってきました。

「神は能力以上のリスクは与えない」

というのを、どこかで読んだ気がしますが、判断したなら、それは乗り越えていけるんだと思います。
後は、人生を賭しているのですから、その重要度から、判断できるかどうか?
そういう事にも思います。

皆さんは、如何思いますか?

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ルビコン川を渡るいい話!

「ルビコン川を渡る」
自分にとって、いい話というのはなんだ?

「逆境」

という言葉、私は大好きです。
人間追いやられたときこそ、真価を発揮できるものと、私は信じています。
会社で、それなりの立場でいると、常に「首」と背中合わせで、暮らしてきました。

常に「ルビコン川」状態だったな~~と。
勿論、その決断って、めったにしませんし、そんな軽い物ではありません。

人生長く生きてくると、「ルビコン川を渡る」決断も、何度かあります。
決断したら、振り返ったらダメ。
進むだけです。

「賽は投げられた!」

のですから。

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*ヘッダーの写真は、12月の我が家の庭の風景写真で。
寒いです・・石も凍っています。

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