庭の苔の12月の風景写真

青天の霹靂の意味と使い方と例文!類語や反対語と英語訳や諺の由来!

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]内陸地震は「青天の霹靂」でした![/speech_balloon_left1]

 

青天の霹靂とは?読み方と意味を詳しく!

青天の霹靂」

  • ・意味と読み方を詳しく解説。
    ・「青天の霹靂」の漢字の分析。

について解説。

「青天の霹靂」の読み方と意味の解説!

「青天の霹靂」
読み方は「せいてんのへきれき」です。
意味は以下の解説。

急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。
(デジタル大辞泉)

思いもよらぬ、突然の出来事に驚き衝撃を受けることを指して表現。
衝撃を受けた内容は

  • ➀:世の中の大事件
    ➁:自分の身に関する
    ➂:家族やその他の方

などなど・・突然の驚愕する事件(良いことも悪いことも対象)は多岐にわたります。
場面や例文の項で、具体的な例を数点紹介。

「青天の霹靂」を漢字の分析で解説!

「青天の霹靂」
は二つに分割できます。
それぞれの意味は以下。

  • 青天:晴れ渡る青い空
    霹靂:激しい雷音や落雷

青空でまさか入道雲もないのに、突然雷が鳴るなるなんてなさそうですが、それほど
「突発的」
な事件を表現しています。

「青天のなのに雷音が響く様子」
が転じて

  • 「思いもよらぬ出来事(事件)」

が起きることを表現したことわざです。

「青天の霹靂」に晴天」使用は誤り!

「青天」
の部分に
「晴天」
表現するのは間違いです。
同じ晴れていても
「青天」
は、雲一つない青空を表現していますから
「晴天」
の晴れとは、意味合いが少し違います。

誤用はしないようにしましょう。

青天の霹靂の語源は詩人「陸悠」の詩に由来!漢文(原文)紹介!

「青天の霹靂」の

  • ・作者「 陸游(りくゆう)」紹介
    ・青天の霹靂の前後含む原文(漢文)

を紹介。

「青天の霹靂」の作者「 陸游(りくゆう)」とは?生きた時代は南宋!

「青天の霹靂」
の語源は中国南宋の詩人
「 陸游(りくゆう)」
が作った詩
「九月四日鶏未鳴起作」
が由来です。

「 陸游(りくゆう)」
さんとはこういう方です。

陸 游(りく ゆう、宣和7年10月17日(1125年11月13日) – 嘉定2年12月29日(1210年1月26日))は、南宋の政治家・詩人。字は務観。号は放翁。通常は「陸放翁」の名で呼ばれる。南宋の代表的詩人で、范成大・尤袤・楊万里とともに南宋四大家の一人。
(wikipediaより)

現存詩は9200首と言われます。

「青天の霹靂」の原文の漢文前後含めて紹介!

「青天の霹靂」
の漢文の原文は以下。
下の部分は現代語訳。

〔四日夜雞未鳴起作〕

放翁病過秋、忽起作醉墨。
(放翁病みて秋を過ぎ、忽起きて酔墨を作す。)
正如久蟄龍、青天飛霹靂
(正に久蟄の竜のごとく、青天に霹靂を飛ばす。)
雖云墮怪奇、要勝常憫默。
(怪奇に堕すと云うと雖えども、要は常の憫黙に勝えたり。)

こんな内容になります。

上記の内容によると、大事件ではなく
「放翁」(自分のこと)が、病床の床で、突然に起き上がり
「筆を走らせた勢い」
を「青天に霹靂を飛ばす」と表現。

なので、本来の「青天の霹靂」の意味は

「筆の勢い」

を表現することばでした。
どこで今の意味になったか、これも興味深いです。

青天の霹靂の使い方を場面と例文と会話例で!

この章では

  • ・青天の霹靂を使う場面。
    ・使い方を短文の例文で。
    ・青天の霹靂を用いた会話例。

を解説します。

青天の霹靂を使う場面は?

「青天の霹靂」
を使う場面を以下に具体的に数点考えてみました。

青天の霹靂(せいてんのへきれき)とは?
意味は、思いがけず生じる大事件のたとえ。
  • ➀:語源は中国の詩人王令の詩に由来。
    ➁:使い方と例文と会話例。
    ➂:類語や言い換えと反対語と英語表現。
場面➀ 予想してない大きな出来事
場面➁ 良いことや悪いこと両方
場面➂ 勤務先が倒産
場面➃ まさかの大抜擢
場面➄ 出来ないと思っていた子供が・・

などなど、ありそうな場面を考えてみました。
思えば過去の
「青天の霹靂」
と言える、大惨事で思い出したくない出来事もあります。

まさしく、突然思いもしないことがおきるのが災害ですね。
良いことなら、いくらでも
「ウェルカム」
ですが、世の中そううまくはいかないようです。

「青天の霹靂」の使い方を短文の例文で!

以下の例文で。

例文➀ 30代初めにヘッドハンティングで、しかも部長とは青天の霹靂だった。
例文➁ 娘が連れてきた、婿殿の職業が「青天の霹靂」に感じるほどすごかった。
例文➂ 親父が早世したのは、私にとっては予想外で、「青天の霹靂」で将来がすごく不安だった。
例文➃ まさか、俺に家を建てる収入があったとは?これこそ「青天の霹靂」だったな~~
例文➄ 内陸地震は「青天の霹靂」と言える負の出来事で、家の被害を見て呆然とした。
例文⑥ 勤務先が売却されることになったときは、まさしく「青天の霹靂」だった。

全て、私の青天の霹靂です。
思えば、ここに上げた事例は一部で、まだ数点は上げられそうです。
スカスだ・・
よく家が新築で立ったな~~と。
自分でも感心します。

その家が「内陸地震」で、ズタボロになったときには、泣きそうになりました。
何とか復旧しましたが、あんな災害はいらない。

「青天の霹靂」を使った会話例!

以下の会話例で。

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]会社のAさん、奥さんから離婚してくれって言われたんだってさ。[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]へ~~そりゃ~~Aさんの心中は「青天の霹靂」状態ですね。ところでなんで?[/speech_balloon_right1]

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]今はやりの熟年離婚ってやつらしいけど、Aさん曰く心当たりはな~~んもないんだとさ。[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]へ~~何にもないわけないじゃん!私もそうかもよ‥どうする?[/speech_balloon_right1]

この年なって勘弁してほしいですが、しかしながら夫婦と言えども、元は他人。
人生別々になっても、これは致し方なし。
しかし、突然はまさしく
「青天の霹靂」
だべな~~

青天の霹靂の類義語(類語)と言い換えは「寝耳に水」!

「青天の霹靂」
の類語は以下。

寝耳に水 思いがけない、思いもよらないことが起きた時の表現
藪から棒 唐突であるさま
窓から槍 何の前触れもなく唐突に物事をすること。
足元から鳥が立つ 自分の身辺で思いもしないことが起きる
足元から煙が出る 意外な事が突然身近な所で起こるたとえ
言い替え 寝耳に水

言い換えとして、適当と思うのは

寝耳に水

にしておきます。
意味は以下の解説。

不意の出来事や知らせに驚くことのたとえ。
(デジタル大辞泉)

まさに、突然に予想しないことが。
多くの場面で、置き換えとして機能すると思います。

青天の霹靂の反対語(対義語)は「日常茶飯事」!

「青天の霹靂」
の反対語を考えてみました。
突然に予期せぬことが起きるのですから、その反対なら何も起きない、日常の平和が維持される状態が考えられます。
であれば

「日常茶飯事」

が、反対語として適当と思います。
意味は以下の解説。

《毎日の食事の意から》毎日のありふれた事柄。
(デジタル大辞泉)

毎日のありふれた事柄で、平和な日常を感じます。
とても響きの良い言葉に感じます。
・・・・・・・・・・・・
雲泥の差とは?
意味や使い方や由来など解説しました。

雲泥の差の意味と使い方を短文の例文作成で!読み方と語源のお話!

木を見て森を見ずとは?

木を見て森を見ずの意味は?使い方は大局が見えない西欧のことわざ!

これは良くある例です。
全体をよく見ていきましょう。
・・・・・・・・・・

青天の霹靂を英語で表現!

「青天の霹靂」
試しに検索で。

青天の霹靂:thunder in the blue sky

あんりゃ~~ほかの英訳で。

➀:a bolt from the blue(青天から稲妻)
➁:a thunderbolt out of the blue(突然現れるを意識)
➂:out of the blue(突然に・唐突に)
➃:all of sudden(suddenly) (突然に)

オリジナルは➀番の

a bolt from the blue(青天から稲妻)

で、こちらは
➄:寝耳に水
➅:青天の霹靂
で使用されてるとのこと。

簡単な表現では突然に‥➃番です。
こういった表現もあります。

(DMM英語)

いつもながら感心します。
素晴らしい表現があるんですね~

「青天の霹靂」のコメや映画の話題!

「青天の霹靂」の

  • ・お米の特徴や味はどう?
    ・映画の話題

を解説。

「青天の霹靂」のお米の特徴や味はどう?

「青天の霹靂」
というお米は
「青森県」
のブランド米です。

以下の特徴を上げています。

  • ➀:粒がやや大きめ
    ➁:程よいつやと柔らかさを持つ
    ➂:保温してからも適度な堅さを維持
    ➃:粘りと切れのバランスがいい
    ➄:上品な甘み

などなど。
ご飯のおいしさを実感できるお米と、自称しています。
(キャンペーンページより)

ご先祖様には
「ひとめぼれ」
がいます。

私は米農家でこの
「ひとめぼれ」
を栽培しています。
今年のコメ。

これが私が栽培しているお米の
「ひとめぼれ」
です。
水は殆ど源流なので湧き水。

「青天の霹靂」
は孫世代になりますが、食べたことはないのですが、さてどうでしょうか?
最近のお米はとてもおいしいです。

でも、根底の品種には

  • ➀:ひとめぼれ
    ➁:コシヒカリ
    ➂:ササニシキ

があることを、お忘れないように。
ここが先祖(もっと下に行けばまだありますが)の基本です。
この3品種の評判が、とてもよかったので、そこから派生していったんだな~~多分。

皆さん「青天の霹靂」も含めて
「米の消費」
にご協力ください。・

「青天の霹靂」という映画は劇団ひとりは監督で主演!

「青天の霹靂」
という映画。

  • 原作:劇団ひとり
    主演:劇団ひとり
    出演:大泉洋
    :柴咲コウ
    :笹野高史

劇団ひとりが原作で、脚本と監督や主演と。
「大泉洋」
さんも出演で、評判がよかった映画です。

タイムスリップして、自分の母親がいてマジックで・・
あらすじ読んでいたら見たくなりました。

「青天の霹靂」映画ビデオはこちら!(楽天へのリンク)

いかがですか?

青天の霹靂のいい話!感想とまとめ!

「青天の霹靂」
の上記の内容を、以下の表にまとめてみました。

➀:意味 思いがけず生じる大事件のたとえ。
➁:語源と由来 南宋の詩人 陸游(りくゆう)の詩に由来
➂:使う場面 思いもかけないことが発生した時
➃:使い方を例文で 勤務先が売却されることになったときは、まさしく「青天の霹靂」だった。
➄:類語 寝耳に水・藪から棒・窓から槍・他
⑥:言い替え 寝耳に水
⑦:反対語 日常茶飯事
⑧:英語表現 a bolt from the blue

意味のおさらいです。

急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。
(デジタル大辞泉)

確かに、世の中思いもしないことが、突然に起きていきます。
良いことは突然やってきても、うれしいことですから歓迎しますが
「悪いこと」
は、不幸という二文字が付きまといますから、全くいりませんね。
恐らく誰でもそうだと思います。

しかし本当の由来は
「筆の勢い」
だったとは、驚きました。

この辺は、知っていると周囲では一目置かれるかも・・

「青天の霹靂」の良いお話!私の人生!

「青天の霹靂」
の良いお話です。
私にとって
「青天の霹靂」
ほどに良いことは、たぶん誰でもそうでしょうが
「妻と結婚」
したとき。
これはうれしかったな~~

何とか、今も一緒です。

次は家を新築した時ですね。
これは無理だと思っていたのですが、バブル期の好景気で結構稼ぎましたので
「頭金」
は何とかなり、何とかなるだろうと思い切ったのですが正解。
ローンも終わって老後はなんとか年金で行けそうです。

後はなんでしょうか?
普通にこうなればいいな~~の世界は、沢山ありましたが
「青天の霹靂」
と表現するには、あまりにも安易だな~~と思うので遠慮いたします・

悪いことは沢山。
例文に書いたこと。

悪いことはいらん!

でも、人生ですから、当然これもたくさんあります。
特に「今生の分かれ」は突然です。
人生にはつきものと言えばそれまでですが、無い方がいいね‥て、そうはならないけど。

・・・・・・・・・・
嘘も方便とは?
英語や由来のお話など解説。

嘘も方便とは 諺の意味と使い方を例文で!英語や類語や由来のお話!

アコギな商売とは?

アコギな商売とは 意味と語源と由来のお話!使い方を例文で解説!

アコギが地名とはついぞ知りませんでしたが、とても興味深い由来です。

・・・・・・・・・・・・
*ヘッダーの写真は、私が撮影した庭の苔の12月の風景写真です。

モバイルバージョンを終了