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暇乞いの意味と使い方を例文で解説!反対語や言い換えと英語表現!

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]挨拶には「暇乞い」は欠かせないかと![/speech_balloon_left1]

 

暇乞いとは?意味を詳しく解説!

「暇乞い」
読み方は「いとまごい」です。
意味は以下の解説です。

1:別れを告げること。別れの言葉。
2:ひまをくれるように願い出ること。
(デジタル大辞泉)

暇というと、休暇のようでもありますが、この場合は

暇乞いとは?
意味は、別れの言葉として、また暇を願い出ること。

・語源の漢字の分析
・使い方を例文と会話例の作成で。
・類語と言い換えや対義語と英語表現。

しばしの別れ
しばらくあなたとは会えない
世話になった方への別れの挨拶

などなどの、あいさつに使われます。

「当分の間、田舎で暮らすことになったので、今日は暇乞いに来ました。いずれ、時期が来たら戻ってきますが、それまでの連絡はこちらです。」

この期間ですが、数日では当然ないわけです。
決まりはないようですが、かなりの長い期間、何らかの理由で会えない・またはもう会うこともないかもしれない・黙っていくのも忍びないので、お世話になった方や、親しい方に対するあいさつに行く。

そういう意味です。

暇乞いの語源と由来のお話!

「暇乞い」

語源は漢字にあります。
物語や、故事などに由来するものではありません。

漢字の「暇」には以下のような意味があります。

1:用事のない時間。ひま。
2:職務を離れること。辞職。
3:別れて去ること。また、そのあいさつ。辞去。
(デジタル大辞泉)

また「乞い」の意味は以下になります。

1:願い求めること。頼むこと。頼み。
2:してほしいと望むこと。
(デジタル大辞泉)

暇というと、何もすることのない、休みのようにもとられますが、ほかにも上のような意味で、特に3番が、この
「暇乞い」
の暇に、相当します。
「乞い」
は、上の1番の「願い出ること」になります。

「別れてさることを願い出る」

そういう意味になりますが、この別れの定義ですが

定義① しばしの別れ
定義② 短期間の別れ(長期に近い)
定義③ 長期間の別れ
定義④ 永遠の別れかも(離婚など・・)

など、いろんな別れの期間があろうかと。
個人の判断になろうかと思いますが、ごく短期間では使用されません。

「今日は・・・の事情で、しばらく会えなくなるので、暇乞いに・・」

のような感じかと。
暇乞いに伺う相手の方の、一つの基準ですが、あいさつに出向く方との、これまでのお付き合いでの、会ってる頻度。
ここから、判断してはどうかな?
そういう私の提案です。

暇乞いを使う場面を考えてみた!

「暇乞い」
を使う場面を、箇条書きにしてみました。

場面➀ お世話になった近所の方
場面➁ 上司、同僚
場面➂ 取引先などの親しい方
場面➃ 友人など

などなど・・他にもたくさんあろうかと。
自分の判断で

「この人には、黙って立ち去るわけにはいかないな!」

そういう気持ちの相手ですね。
なので、気持ちの問題ですから、特に定まった定義はないかと思います。

暇乞いの使い方を短文の例文と会話例の作成で!

ここでは

①:短文での例文
②:会話例

を作成してみます・

暇乞いの使い方を考えながら例文を作成!

以下のように短文での例文を、作成してみました。

例文➀ 退職することになったので、今日は挨拶というか、暇乞いのあいさつに来ました。
例文➁ 下宿のおばさんに、卒業報告と「暇乞い」のあいさつに行ってきた。
例文➂ 長い期間世話になったバイト先に、田舎に帰るから、という事で暇乞いをしてきた。
例文➃ 中国工場に赴任が決まったから、しばらく会えない人には「暇乞い」のあいさつしておかないとな。
例文➄ 妻がおれに「暇乞い」のあいさつだ?何をふざけてるんだか‥まさか本気?
例文⑥ 定年退職の「暇乞い」のあいさつをした後で、同じ会社に再就職でちょっとバツが悪かった。

小説の世界では、結構この「暇乞い」が使われてるんですね~~
これは、ちょっと驚きでした。


・この突然の暇乞ひもまた、無言の微笑でもつて許された。
(出典:太宰治 『お伽草紙』)

無言の微笑とは、これはいい表現です。
太宰は大好きだったのですが、少し暗くなります。

上の例文は、私の周囲で作ってみました。
中国工場に赴任が決まったのですが、紆余曲折がありました・・懐かしいです。

暇乞いの使い方を会話例で!

以下の会話で。

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]私、来月定年で退職することになったので、これまでお世話になったのですが今日は「暇乞い」の挨拶に。[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]そうですか!こちらこそお世話になって、本当にありがとうございました。[/speech_balloon_right1]

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]いえいえ、私のほうこそ。思えばここの会社が一番長かったな~[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]定年してどうされるんですか?もしよろしければ・・[/speech_balloon_right1]

そんな会話でしたね~~
その後、ばつの悪いことにまた同じ会社にて、嘱託で勤務。
同じところにまた挨拶に行きました。
人生ですから、いろいろあります。

暇乞いの類義語(類語)や言い換えには?

暇乞いの類義語(類語)は以下です。

辞別 改まった調子でのべること
辞去 別れのあいさつをして立ち去ること。
拝辞 謹んでいとまごいをすること
訣別  いとまごいをして別れること
別れの挨拶 いろんな場面でのお別れの挨拶
言い替え 別れの挨拶

などなどがあります。
「言い換え」
として、適当だな~~と思うのは
「別れの挨拶」
ですね。
他の類語には、どうも、すべての場面に適用するとなると、適当な言葉がないようにかんじます。
「暇」
という感じではなく、もっと強い「別れ」を感じますので、言い換えとしてはこれで。

暇乞いの反対語(対義語)にはどんな言葉が?

暇乞いの反対語(対義語)を考えてみました。
暇乞いとは、あるいみ「別れ」の挨拶です。

別れの反対なら「出会う」ことですね。
しかしながら、出会う時にあいさつする?
ですが、この場合は、暇乞いをする方を対象にするなら、久しぶりの出会いを言う言葉にしてみます。

「久しぶりの再会」

ですから、ここはやはり

「再会」

ではどうでしょうか?
勝手な解釈での、チョイスですが「再会」で。
これも、いい言葉だな~~って思います。
・・・・・・・・・・・・・・
ポテンシャルの意味は?
高いと低いは混ぜに生まれる?

ポテンシャルとは?高いと採用の意味や由来と使い方は?英語例文は?

イニシアチブとは?

イニシアチブとは?使い方や例文から意味を知る!使われ方の考察!

よく使われる言葉ですが、使い方を例文の作成で解説しました。
・・・・・・・・・・

暇乞いを英語で表現!

試しに検索で。

暇乞い:Begging for leisure

さて、ちょっとこれがあっているのかどうかわからないので、ほかの英訳も。
単語なら・・

1:leave
2:farewell

構文ならこんな例

1:make a farewell call(on somebody)
2:pay a farewell call(to somebody)

例文は以下です。

I have been to take leave of my friends.
(お暇乞いに行ってきました)
He had come to bid me an indirect farewell.
(彼は暗に暇乞いに来たのであった)

(weblio辞書)

これなら、私でも、何とかなりそうです。

暇乞いはままならない休日!感想とまとめ!

「暇乞い」
の本記事の内容を以下の表に一覧にまとめてみました。

➀:意味 別れの言葉として、また暇を願い出ること
➁:語源と由来 暇乞いの漢字による
➂:使う場面 引っ越しや退職など辞する場面
➃:使い方を例文で 退職することになったので、今日は挨拶というか、暇乞いのあいさつに来ました。
➄:類語 辞別・辞去・拝辞・別れの挨拶
⑥:言い替え 別れの挨拶
⑦:反対語 再開
⑧:英語表現 He had come to bid me an indirect farewell.

意味のおさらいです。

1:別れを告げること。別れの言葉。
2:ひまをくれるように願い出ること。
(デジタル大辞泉)

意味の例は詳しく、上で紹介しましたが、この言葉はそれなりの古さを感じます。
現代では、そんなに聞かなくなったように思います。

世の中の習慣や、構造が昭和の時期と比して、あいさつもメールや、人間関係が希薄になったり、そもそも手紙なんぞは書かくなくなりましたし。
そういう変化が、原因なのかもしれません。

暇乞いもままならない休日!

このタイトル、日本語になってませんね。
こんな私でも、い「暇乞い」をする相手も、状況によっては生じます。
この田舎の山奥に住んでいますが、ここから出ることは考えられませんが、職場での定年や・・・あと何かあるかな?

考えてみれば、される方かもしれませんが、そういう相手も見当たらない、寂しい人間なんだな‥これ書いていてそう思いました。

「暇乞いするような友人や人間関係がない!」

それに気が付きました。
これは、ちょっとまずそうに感じますが、しかし、事実そうなのですから、仕方がないです。

皆さんは如何ですか?

・・・・・・・・・・
私は友人が、今ほとんどいません。
家族が友人みたいなもの。
それでも、恵まれてるかもしれませんね。

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自分を理解していくと、だんだんその原因も見えてきます。
でも、悲観することはありません。
私もいませんが、何の支障もありませんから。
・・・・・・・・・・・
*ヘッダーの写真は、私が撮影した10月の宮城県の栗駒山の風景です。

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