時は金なりとは? 意味は、時間はお金と同等の価値があるから、無駄にしてはならない。
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価値① | 時間はお金と同じように貴重である |
価値② | 時間はお金と同じくらいの価値がある。 |
有効に使わないと「機会損失」になる。
何の機会損失?
これは、自分のスキルアップであったり、働く時間での収入であったり、本を読んで知識を高めたり・・時間を浪費せずに有効に使いなさい。
ひいては、自分の人生の糧になる!
そんな意味に、私は解釈しますし、これこそが真の正しい意味だと解釈します。
時は金なりの語源はベンジャミン・フランクリン「time is money」に由来
「時は金なり」
語源になった言葉は「time is money」です。
正しくは
「Remember that time is money」
という言葉です・
ベンジャミン・フランクリンが1748年に若者に向けて語り掛けた言葉ですね。
これは13の徳の6番目の「勤勉」の中に出てきます。
ベンジャミン・フランクリンとtime is money!
「時は金なり」
の語源は、アメリカ合衆国建国の父といわれ、100ドル紙幣の肖像画にもなってる、「ベンジャミン・フランクリン」の上記の言葉になります。
- 「Remember that time is money」
この言葉が日本に紹介されたときに、日本語で
「時は金なり」
と翻訳されました。
これは、フランクリンの著書で「Advice to a Young Tradesman(邦題:若き商人への手紙)」の一節になります。
当時彼は、労働者。
一日10シリングの給料。
一日半分はこの労働で、残りの時間は何もせずに浪費していたそうな・・
このとき彼は
「これでは、10シリングのうち半分の5シリングしかもらうことはできない・その半分の5シリングは捨てているに等しい!」
考え方ですね~~
できる方は、こう考えるんですね。
ベンジャミン・フランクリンってどんな人?
こんな人です。
ベンジャミン・フランクリン(英語: Benjamin Franklin, グレゴリオ暦1706年1月17日<ユリウス暦1705年1月6日> – 1790年4月17日)は、アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者。印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。また、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにしたことでも知られている。
(wikipediaより引用)
フランクリンの13の徳というのがあるのですが、その中の6番目の「勤勉」の中に、次のような一節が‥
「Remember that time is money」
を直訳すると「時間はお金そのものであることを忘れるな‥」そうなるのかな・・多分。
そして自伝の、有名な13項目の中で、時間についての記述がみられます。
「時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし」
信念は、ただ時間を浪費するのは、機会損失の典型的な例であって、有効に使った人ほど成功する。
「機会損失」
とは、無駄に時間を浪費する方のために、ある言葉かもしれません。
お金と同じくらいに大事な時間・・有効に使いたいですね。
フランクリンの13の徳の内容!
「13の徳」
の内容は以下。
①「節制」 | 度を越さないように控えめに |
②「沈黙」 | 落ち着いていて口数が少ない |
③「規律」 | 一定の秩序 |
④「決断」 | 心をはっきりと決めること |
⑤「節約」 | 無駄にお金を消費しない |
⑥「勤勉」 | 仕事や勉強などに精を出してはげむ |
⑦「誠実」 | まごころがあっていつわりがなくまじめな |
⑧「正義」 | 人間の対他的関係の規律にかかわる法的な価値 |
⑨「中庸」 | 過不足がなく調和がとれている |
⑩「清潔」 | きちんと整理され秩序立った状態 |
⑪「平静」 | 静かに落ち着いている |
⑫「純潔」 | けがれがなく心が清らか |
⑬「謙譲」 | へりくだりゆずる |
上の「13の徳」を確実に実行したと、言われています。
自分に厳しかった人なんだべな~~。
時は金なりの使い方を場面と例文と会話例で!
この章では
- ・時は金なりを使う場面。
・使い方を短文の例文で。
・時は金なりを用いた会話例。
を解説します。
時は金なりを使う場面は?
「時は金なり」
を使う場面は、自分の行動に無駄があるときとか、あんまし感じることがないかもしれませんが、努力が実った時??そんな場面かと。
具体的な場面を、以下の想定してみました。
場面➀ | 睡眠時間10時間て無駄でない? |
場面➁ | 休みの日ぼ~~っとしてる時間 |
場面➂ | 目的もなくただダラダラとテレビを見てる時間 |
場面➃ | スキルに対して鈍感すぎる方 |
場面➄ | 通勤時間を無駄を感じるか? |
などなど。
自分で考えてみて、無駄な時間の過ごし方の、典型的な例かな?
そんなことを考えてみました。
「時は金なり」の使い方を短文の例文で!
以下の例文で。
例文➀ | 「time is money」時間より大事なものは人生には無いな。 |
例文➁ | 時間を有効に使わないと、人生が無為に感じる。だって「時は金なり」っていうからね。 |
例文➂ | 今この時間を、有効に使わないと‥時は金なり・88歳になった今は先が短いから。(私の母親) |
例文➃ | 一年に一度のことなら、時間を有効に使わないと、時は金なりの考えい方に反するな。(畑と田んぼ) |
例文➄ | 早起きをするかどうかで、時は金なりに関する認識が、窺えようなものと感じる。 |
例文⑥ | 「時は金なり」は、人生の残時間が短くなるにしたがって、心にしみるな。 |
ほぼ、私の例で作成してみました。
使い方は、こんな感じかと。
定年して、人生のステージが変わっていくにしたがって、この時間の大切さが、身に染みてくるように感じます。
「時は金なり」を使った会話例!
以下の妻との会話例で。
[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]お父さん、定年したらどうするの?今の会社でそのまんま勤務?[/speech_balloon_left1]
[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]いや~~人生一度しかないからね。時間は待ってくれないし、やり残したことがないか、少し考えてみるよ。[/speech_balloon_right1]
[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]私は、今のところで70まで働くんだ。[/speech_balloon_left1]
[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]「時は金なり」っていうからね。時間は待ってくれないし、やり残したことがあれば、頑張った方がいいよ![/speech_balloon_right1]
などなど・・
「時は金なり」
と言うけど、この年なると、お金よりも大事なものを感じてきます。
でも、時間は皆に平等に与えられてます。
どう使うか‥なんだな‥多分!
時は金なりの類義語(類語)と言い換えは「光陰矢の如し」!
「時は金なり」
の類語(類義語)は以下。
時は得難く失い易し | どんな短い時間をも大切にしなければいけない |
一寸の光陰軽んずべからず | わずかな時間であっても、決してむだにしてはならない |
一刻千金 | ひとときが千金にも値する |
光陰矢の如し | 歳月のたつのが早いことのたとえ |
金と時間を天秤にかける | 優劣をつける場合の比較 |
言い替え | 光陰矢の如し |
などなど・・ことわざとごっちゃになっていますが、こんな感じの言葉が、類語になるかと思います。
などなど。
言い替えとして、適当だな~と思うのは
「光陰矢の如し」
を選んでおきます。
中国でも日本でも昔から、言われてることわざ。
時間の大切さを表現する言葉として、とても大好きです。
「金と時間を天秤にかける」
これ天秤にかけても、どっちが高いんでしょうか?
まして時間は買えませんから、例え話なんでしょうが、なかなか面白い言葉だと思います。
その他にも、時は金なりの類義語は、たくさんあるようです。
時は金なりの反対語(対義語)は「時間の浪費」!
時は金なりの反対語(対義語)を考えてみました。
時間を無駄にせず、「機会損失」をしないようにの、戒めにも似たことわざですが、その反対なら、時間を気にせずに、無駄の気にせず、無為に過ごすことかも。
人間の本能に任せ、節制をせずに、怠惰な日々を送る。
そんなシーンをイメージします。
明確な反対語は浮かびませんが
「時間の浪費」
が、反対語に思います。
どんどん浪費しましょう。
これを、反対語にしておきます。
*私の個人的な感想です。
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時は金なりを英語で表現すると?
試しにに検索で
時は金なり:The time is money
って‥こうなりますよね~~
でも使い方や例文だと‥ほかの訳も出てきそうな予感が。
My mother often said that time is money.
(母はよく時は金なりといっていた)
The idea that “time is money” is something we should learn from.
(時は金なりという言葉は、私たちもよく学ぶ意味があります)
やっぱり、時は金なりは
「time is money」
なんですね。
何か別な表現があるのかと期待しましたが、このまんま使う方が無難のような気がします。
私もそうします。
「時は金なり」は座右の銘でも人気!
「時は金なり」
の本当の意味は
「機会損失」
にあると理解。
その意味を理解すれば
「座右の銘」
ではやはり人気です。
電車の通勤時間でも無駄にしない。
昼休みの時間も英会話の時間に充てる。
いくらでも、時間の有効活用はあり得ます。
時間は、誰にでも均等に与えられています。
どう使うかは、その人の行動力次第にも感じます。
「座右の銘」
に如何ですか?
私は時間を有効に使ってきたか?さて・・感想とまとめ!!
「時は金なり」
の本記事の内容を、以下の表にまとめてみました。
➀:意味 | 時間はお金と同等の価値があるから、無駄にしてはならない。 |
➁:語源と由来 | ベンジャミン・フランクリンの言葉 |
➂:使う場面 | 時間の意味を感じるとき |
➃:使い方を例文で | 「時は金なり」は、人生の残時間が短くなるにしたがって、心にしみるな。 |
➄:類語 | 時は得難く失い易し・一刻千金・光陰矢の如し・他 |
⑥:言い替え | 光陰矢の如し |
⑦:反対語 | 時間の浪費 |
⑧:英語表現 | 「time is money」 |
私の意味の解釈は「機会損失」と言う解釈をしたいと思います。
が・・一般的には、以下の様です。
「時間は貴重有効なものだから、無駄に浪費して費やしてはいけない。」
こんな意味になります。
使う場面や、使い方については私の経験を例にして、例文を作成してみました。
ベンジャミンフランクリンの生き方に自分を律する精神を見る!
ベンジャミンフランクリンと言う方は、かなり自分に厳しい方だった様ですね。
フランクリンは、13の徳と言うのを残しています。
上でも紹介しましたが、その13の徳は以下のいようです。
「節制」「沈黙」「規律」「決断」「節約」「勤勉」「誠実」「正義」「中庸」「清潔」「平静」「純潔」「謙譲」
です。
この13この言葉の中で、6番目の「勤勉」の中に、この「時は金なり」が出てきます。
そしてこれに関する、残した言葉、これは今でももちろん様々な面で教訓として使われています。
例えば
「明日やらなければならない事は、今日のうちにやってしまうこと。人生の秘訣はここにある」
要はさっさとやれと言う事ですね。
屁理屈を言う前に、行動で示せた。
明日やるは、結局やらない事と同じになってしまう。
何かこれは、思い当たる節がたくさんあります・・後でやるは嘘なんだよなぁ。
皆さんはどう思いますか?
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*多分に主観を入れて書いてますので、???な部分も多いかと思いますが、容赦くださいね。
ヘッダーの写真は一昨年私が撮影した春の猊鼻渓の写真です。