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たかをくくるの意味は?短文の例文で使い方を検証!漢字や語源のお話!

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]安易に「高を括る」と火傷しますよ~~![/speech_balloon_left1]

 

たかをくくるの意味を詳しく!漢字表現から意味を探掘り!

「たかをくくる」

漢字では「高を括る」と書きます。
意味は以下の解説。

1:その程度だろうと予測する。いきつくところを安易に予想する。たかをしめる。たかを積もる。
(日本国語大辞典)
2:このくらいの量(高さ)だろうと予想する(括る)こと
(実用日本語辞典)

どうやら、相手を甘く見るとか、甘い見通しのような、そんな感じの意味に感じますが・・さて?
詰めの甘さも感じる言葉。

次は漢字の分析から!

たかをくくるの漢字分析!

「たかをくくる」
の漢字は「高を括る」と書きます。

  • 高:分量を表す(この場合)
    括る:予想またははかる

要は、分量を(高)を予想する(括る)という意味になるので、このことを

「高を括る」

という、こんな表現でなるほどと思います。
この言葉は、なかなか転ばぬ先の杖みたいな、そんな言葉にも感じます。
要は、高を括ったような予想をした場合は

「ん??ちょっと待てよ‥甘くねえか?」

そんな疑問を持った方が、良さそうに感じるのですが、そう感じるの私だけ?

たかをくくるの語源のお話!

「高を括る」
の語源は戦国時代、またはそれ以前にさかのぼります。

時は、武士の時代の戦国大名の・・もっと以前かも。
昔は、コメの生産量は石高。
武将の勢力や武力は、ほぼですが、この石高で決まっていた時代。

敵国の石高を、低く見積もったり評価したことで、自国の戦力や兵器の充実を怠り、戦に負けることがあったそうな。
その時の表現を

「たかをくくった」「高を括った」

と表現したそうです。
かなり昔の事ですから、「検地」も進んでいなかった時代。
相手の支配地域の石高を、正確に見積もることは、困難だったのでしょうね~~

「な~~に~~相手の石高はせいぜい5万石。兵力動員は1000ちょっと、負けるわけがありませんぞ‥殿!ここは一気に攻め込みましょうぞ!」

こんな耳障りの良い言葉を信じたが最後・・だったのかもしれません。
実際は8万石で、兵士は2000人強。

「こんなはずでは・・」

ですね。
現実社会でも用心しましょう!

多寡を括るとの違いを解説!

「高を括る」
と「多寡を括る」を混同されてる方もいるかもしれません。
ちがいは明確です。

多寡を括るの意味から違いを知る!

「多寡を括る」
の意味は以下の解説。

多いことと少ないこと。多いか少ないかの、その量・額。多少。「人員の多寡は問わない」
(デジタル大辞泉)

  • 多:多い
    寡:少ない

という漢字の個別の意味。
量が多いか、少ないかの意味。

  • 「高を括る」:数量の程度のこと
    「多寡」:多いか少ないか

「多寡」の用いられる使い方としては

たかをくくる(高を括る)とは?
意味は、その程度だろうと、行きつくところを安易に予測すること。
  • ・語源は石高に由来。
    ・多寡を括るとの違い解説。
    ・使い方を短文の例文と会話例で。
    ・類語と言い換えや反対語と英語表現。
人数の多寡にかかわらず
金額の多寡にかかわらず
〇〇の多寡に従って
総論 多いか少ないかに、関係あるかないかの使い方が一般的。

「高を括る」
の数量の程度の予測や、見くびる意味が内包されていますから、この場合の
「多寡を括る」と言うう表現は間違いで「誤用」です。
注意しましょう。

たかを括るの使い方を場面と例文と会話例で!

この章では

  • ・たかを括るを使う場面。
    ・使い方を短文の例文で。
    ・たかを括るを用いた会話例。

を解説します。

たかを括るを使う場面は?

「高を括る」
を使う場面は、物事に向き合うときに、相手の実力や本質に対して、予想するときなど。
又は、時間や相手の評価での第三者から見た場面など。
具体的な場面を、以下に考えてみました。

場面➀ 予定の時刻への到着する時間的な予測
場面➁ 相手の手の内には、この手段はできないと・・
場面➂ 自分の実力について
場面➃ 自分自身の安易な予測
場面➄ 会社の売り上げ予測

などなど。
安易な「高を括る」予測のために

  • ➀:遅刻
    ➁:売り上げ未達(しかも圧倒的に)
    ➂:相手の実力の過小評価
    ➃:全く試験ができなかった

などなど・・たくさんの場面があります。

「たかを括る」の使い方を短文の例文で!

以下の例文で。

例文➀ ハワイなんざ~~平気さ・一人でも歩けるよ・・と高を括っていたら、英語でしどろもどろだった。
例文➁ 明日の会議では、資料はすべて用意したはず・・と高を括っていたら、思わぬ内容に不備があった。
例文➂ この手法なら、アクセスが集められると、高を括っていたが、そう甘くはいかなかった。
例文➃ 年金で余裕で暮らせると、たかをくくっていたが、それは甘い幻想だという真実に、気が付いた自分。
例文➄ この設備、まだ大丈夫だろうと高を括っていたら、とんでもない故障が生じた。メンテナンスは重要と再認識した。
例文⑥ 何事も、努力と言う王道が正しい。安易に高を括っていると、何事も達成できない。

などなど、いろんな場面でのほとんど私の場合の例文です。
よく、〇〇するだけで・・こんな高を括ったような言葉が、巷にあふれてるように感じますが、そういうのは基本、無いですよね。
人間、努力がやはり王道と言う認識。
敵は自分にあり・・そんなところではないでしょうか!
スカスだ・・
年金で暮らせるなんてのは、少し幻想だったな!

「たかを括る」を使った会話例!

以下の会話例で。

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]9時の予定だから、10分前につくと予想したのだが、なんで今日に限って渋滞?[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]私なんか、この間電車の緊急停止で、ひどい目にあったわよ。[/speech_balloon_right1]

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]何事も、大丈夫だろうという、高を括った考えは良くないな。[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]そうね、駄目な場合のリスクと言うの考えておかないと、いざという場面では対象不能かも![/speech_balloon_right1]

これは良くある事かと。
地震や、雨の災害などが最近多いですよね~~
自分だけは・・と高を括らないで、非常時の用意はしておきましょう!

たかをくくるの類義語(類語:言い換え)と言い換えは「軽視する」!

「たかをくくる」
の類義語(類語)には以下のような言葉があるようですね。

侮る 人を軽くみてばかにする。軽蔑する。
軽視する かろんじ、見さげること。物事を軽く考えること。
見下げる 劣っているとして軽んじる。
過小評価する 物事を評価する時、実際より低く見積もること
楽観視する 物事の先行きがよいほうに向かうとみなすこと。
言い替え 軽視する

などなど・・類似の言葉はたくさんあります。
類語がたくさんあるという事は、この事案の意味については、かなりの関心事で「言い換え」もたくさん成り立ちそうです。
しかしながら

「高を括る」

は、ことわざでもありますから、また別な次元にある言葉と私は認識します。
類義語のほとんどは、言い換えて意味を表していますが、「高を括る」はすべてを一言で言い表す、素晴らしい言葉だと。

言い替えとして適当だな~~と思うのは

「j軽視する」

で。
多くの場面で置き換えとして機能すると思います。

たかをくくるの反対語(対義語)は「過大評価」!

「たかをくくる」
の対義語(反対語)には以下のような言葉があるようです。

「高を括る」
は過小評価なのですから、その反対となると以下の場面

過大評価 物事を評価する時、実際以上に高く見ること
買いかぶり 実際以上に高く評価すること。
過大視 大きく見すぎたり、 重大に考えすぎること。

などなどが、あろうかと思います。
人や物事に対して、過大なる見積もりをして、実際は

「あんれ~~~この人何にも役に立たなかったじゃん!」(笑

って感じでしょうか‥(人の場合)
これって、人事ではよくあることですね。

一つ選ぶなら

  • 「過大視」

にしておきます。
多くの場面置き換えとして、機能するともいます。

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そんなことを解説してみました。

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・・・・・・・・・・

高を括るを英語で表現すると単語も含めてどうなる?

いつものように検索で

高を括る:Conclude high

と出てきます。
さて??
良いのかなこれで・・
他の英訳(単語)は?

  • 1:to underrate(過小評価)
    2:to make light of(軽く見る)

やっぱ違いそうな予感です。
例文は以下のようです。

At first I took it lightly.
(はじめは大したことはないと高を括っていた)

you underrate me
(私を過小評価している:たかを括っている)

などなど・・言い回しはとても難しく感じました。

高を括って失敗ばかりだったな~~!感想とまとめ!

「高を括る」
本記事の内容を、以下の表にまとめてみました。

➀:意味 分量を(高)を予想する(括る)という意味
➁:語源と由来 コメの生産量の石高による
➂:使う場面 物事や、接することの予想などの場面
➃:使い方を例文で 年金で余裕で暮らせると、たかをくくっていたが、それは甘い幻想だという真実に、気が付いた自分。
➄:類語 軽視する・侮る・見下げる・他
⑥:言い替え 軽視する
⑦:反対語 過大視
⑧:英語表現 you underrate me

意味のおさらいです。

1:その程度だろうと予測する。いきつくところを安易に予想する。たかをしめる。たかを積もる。

ですね。
こんな程度だろうと予測していたら・・全く違っていて驚いた・・とんだ予想でしっぺ返しを食らった!

そんなところでしょうか。
でも、戦国の時代は(語源から)これは死活問題だったでしょう。
見立てを誤ったばかりに、敗戦や滅亡の危機に瀕するわけですから。

高を括って失敗ばかりだった私の人生!

ま~~安易な予想が大好きですから

「今度は大丈夫だ!」

なんで??
そう思うから!

なんてね。
根拠がないことでも、大丈夫だ~~の世界で、軽かった自分だったような気がします。
でも、これでよかったかも。

軽い分、ダメージを追っても、回復が早い性格ですから。
結構メンタルには、少しは自信があります。

でもですよ~~もう少し慎重だったら、もう少しはやはり、変わった世界があったかもしれませんね。
その辺を考えると

「高を括る」

は、肝に銘じた方がいいかと思います。

皆さんはどう思いますか~~~??

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皐月とは?
五月の事ですが、由来はとても興味深いです。

皐月とは?意味と名前の由来やいつのこと?花言葉や育て方自生の例!

後悔先には立ちたくないですね。

後悔先に立たずとは?使い方の例文や意味は?英語表現と語源のお話!

語源のお話もとても興味がありました。
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**多分に自分の主観を入れて書いてますので、???な部分があっても容赦ください。
ヘッダーの写真は、昨年私が愛機のX-T4で撮影した、唐桑半島巨釜半造の夏の風景の写真です。

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