千里の道も一歩からのの使い方や、使う場面での例文を作成してみました。
人生を感じる言葉に、私は感じます。
意味や、語源の由来や歴史的な時代についても、考察してみたので紹介します。
類義語や英語表現も、例文で。
このことわざは、誰の名言なのか?
どういう意図が、最初にあったのか・・興味があります。
Contents
千里の道も一歩からとは?意味についての考察!
「千里の道も一歩から」
読み方は「せんりのみちもいっぽから」です。
ま~~そうですね。
最初の一歩がないと、その先の歩数はないわけですから。
いきなり、十歩先は無いわけです。
千里の道も一歩からの意味は?
以下のようです・
「どんなに大きな事業でも、手近なところから、着実に努力を重ねていけば、成功するという、そんな例え」
という意味です。
これは事業ですが、、対象はなんでも。
音楽の世界でも、芸術家の世界でも、私のようなこんな趣味のブロガーでも。
もう少しかみ砕くと
「ゴールが千里先であっても、最初の一歩から始まる。」
マラソンの、42.195㎞先でも、最初の一歩から、スタートしますから。
ところで一里って何メートルだ?
素朴な疑問ですが、当時の中国の長さの単位は
「里」
です。
チョイと、調べてみました。
里(り)は、尺貫法における長さの単位である。現在の中国では500m、日本では約3.9km、朝鮮では約400mに相当する。
(wikipediaより引用)
現在はこうです。
では、故事の時代は?
里は元々は古代中国の周代における面積の単位であり、300歩四方の面積を表していた。のちにこの1辺の長さが距離の単位となった。
周・漢の1歩は1.3m余りであったと推定され、したがって1里の長さは400mほどであった。
(wikipediaより引用)
ですね。
なので、このころは
一里=400m
程度だったんだと思います。
その後、唐代になると、少し変化して・・現代は統一されているようです。
長さが、時代とともに変化したのでは、ちょっと困りますもんね。
しかし、一歩が基準とは・・ちょっと驚きでした。
千里の道も一歩からの語源の由来や誰の言葉?歴史的な背景!
「千里の道も一歩から」
の語源や由来についてです。
さて・・誰の言葉なんでしょうか?
千里の道も一歩からの語源や歴史は?
このことわざの語源は、中国春秋時代の、思想家で有名な
「老子」
の言葉です。
原文は以下のようですよ~~
「合抱之木 生於毫末 九層之臺 起於累土 千里之行 始於足下」
私にはさっぱり・・
現代語訳すると‥
「両手で抱えるほどの、大きな木でも最初は、芽が出てそこから成長し、9層にも及ぶ高い建物にしても、最初の一層から始まり、千里の道も足元の一歩から始まる」
です。
なるほど~~ですね。
「千里之行 始於足下」
この部分だと思います。
春秋時代と老子の時代とは?
この時代のことが、よく出てきますので、春秋時代と老子の功績など。
このような時代です。
春秋時代(しゅんじゅうじだい)(中国語: 春秋時期|拼音: Chūnqiū shíqī)は、古代中国における周王朝の後半期に位置する時代であり、周が東西に分裂した紀元前771年から、現在の山西省一帯を占めていた大国「晋」が三国に分裂した紀元前5世紀までの、およそ320年に渡る期間を指す。
(wikipediaより引用)
紀元前五世紀までですね。
えらい昔のお話です。
では、老子とはどんな方なんでしょうか?
老子(ろうし)は、中国春秋時代における哲学者である。
史記の記述によると、老子は紀元前6世紀の人物とされる。
(wikipediaより引用)
老子は、生きた時代以後に確立された道教は、老子を始祖とあがめてるということで、神格化されてるそうな。
すごい方ですね。
が・・なにぶん、大昔のことでかなり、不明な点もあると、いうこともあるようです。
孔子が生きた時代と、ほぼ同じような時期・・かな多分。
なにせ・・壮大です!!
千里の道も一歩からの使い方や例文を作成してみた!
「千里の道も一歩から」
を使用する場面って、どんな場合でしょうか?
使い方を間違うと、まずいですからね。
ビジネスシーンでは、よく使われると思います。
大きな目標を掲げたときや、成功した場合、それから個人でも、目標を達成した時など。
そんなことを考えながら、個人的な例で作ってみようと思います。
千里の道も一歩からの使い方を例文で!
以下のように作成してみました。
1:ようやっと、ローンが完済した。千里も道も一歩からというが、家の新築も決断だったが、このゴールも遠かったな~~
2:千里の道も一歩からというけど、目標に達する前に、今の環境ならつぶれそうだ!
3:仕事の柱は、多いほどいいというけど、新規事業もやはり、千里の道も一歩からだ。絶対に成功させるど。
4:千里の道も一歩からというけど、これまで生きてきて、その千里先は今どこなんだろうか?
5:親父とおふくろの人生は、まさに「千里の道も一歩から」だ。爺さんの借金の返済に、充てた人生そのものだったな。87歳のおふくろさんの千里先が、今なんだと思う。
などなど・・私の今の心情など。
千里先に何を想像するか?
これが、キーポイントではないでしょうか?
千里先の目標を決めておかないと、そのためのプロセスも混乱するかもしれません。
上の例文は、私の人生上の経験です。
なかなか、しんどい人生ですが、達成したものもあれば、全くいまいちなものもあります。
そう簡単ではないですね。
でも、だから面白いのかもしれません。
千里の道も一歩からの類義語にはどんなものが?
「千里の道も一歩から」
の類義語にはどんなものが?
以下のようなものが、考えられます。
- 1:ローマは一日にして成らず
2:雨だれ石を打つ
などなど・・
他にもあるようですが、この二つが代表的かな~~と思います。
ローマは、一日ではもちろん、成り立つはずがありません。
長い歴史の末に
「ユリウス・カエサル」
のような人物が出て、その後を継いだ「オクタビアヌス(アウグストゥス)」によって
「パクス・ロマーナ(ローマでの平和)」
を実現させたわけです。
雨だれは、一滴でも何十年、何百年たてば、石も侵食していくんだな。
その例えなんだと思います。
はじめの一歩が、大切なんですね。
千里の道も一歩からの英語表現はどうなる?
いつものように、検索で
千里の道も一歩から:From the journey of a thousand miles an inch
英文らしいですね~~inchですよ~~
これどうかな?
思うに、ほぼですがいいかな‥と思う。
他には
a journey of a thousand miles begins with a single step
お~~これいいですね。
これ最高ですね。
Rome was not built in a day.
(ローマは一日にして成らず)
ですね。
なかなか渋い表現です。
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千里の道も一歩からを私の人生に当てはめると?感想など!
「千里の道も一歩から」
について、意味や使い方や歴史的な背景や、誰の言葉かについて、考察してきました。
改めて、意味のおさらいですが以下のようです。
「大きな事業でも、まず手近なところから着実に努力を重ね、成功に導くと言う考え」
もちろんこれは、例文で紹介しましたが、個人的なことであっても、全く大丈夫な諺だと思います。
実際、私の周辺でも、結構使ったことを耳にする事は、これまでに何度かありました。
もちろん私も、口に出さなくても、心の中では噛み締めます。
人間、何かを始めようとした時は、必ずその先のゴールをイメージすると思うんだな。
そのゴールを夢見て、努力するわけです。
でも大多数の人は、私の周囲にもたくさんいますが、ゴールだけを夢見て、なぜか踏み出すことをしません。
今は、世の中の事情で、会社も凄く暇です。
給料は出ているのですが、お国の政策の補助もあって、これでいいのかなとも思います。
多分、これは無為に過ごすなと、逆に言えば言っているのではないでしょうか?
暇なときにこそ、スキルを上げるべきなのに、同僚たちはそうしようとしません。
そのくせ、ゴールだけを夢見る。
結局口だけ人間が多いんだなと、つくづく最近そう思います。
夢を口にするのは簡単です。
だけど、実現させるためのゴールは・・それこそ千里も先にあるんだな。
と私は思うのですが、皆さんはいかが思いますか?
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概算の使い方や例文は?意味や出し方のコツは?英語表現や類義語!
使い方などを、私の例で紹介しました。
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*私の例を入れて書いてますので、少し???なところもあろうかともいますが、容赦下さいね。
*ヘッダーの画像は、愛機のフジの一眼で撮影の、栗駒山の水芭蕉の写真です。