「東奔西走とは?」(とうほんせいそう) 意味は、あちらこちらとせわしなくかけまわること。
|
場面➀ | プロジェクトデッドラインに追われる時 |
場面➁ | 多数のミーティングを控えている時 |
場面➂ | ビジネストリップで都市を移動する時 |
場面➃ | 複数のタスクを同時進行する時 |
場面➄ | クライアント対応に忙しい時 |
こんな場面ありませんか?
私は結構ありました。
忙しくてどうしようもない時・誰でも経験してると思います。
「プライベートシーン」での「東奔西走」を使う場面
プライベートでの使用場面:
場面➀ | 子供の送り迎えが重なる時 |
場面➁ | 複数のイベントに参加する日 |
場面➂ | 家事と趣味を両立させる時 |
場面➃ | 旅行中に観光地を巡る時 |
場面⑤ | パーティーの準備をしている時 |
これも普段ではよくあることとして聞くこと。
忙しすぎてパニックにならないようにしましょう。
こう見ると意外とあるんだな~~と感じます。
適切な”東奔西走”の使い方:5つの注意点のポイント
以下の点は注意したほうが無難。
①:忙しさを表す言葉なので、ゆったりとした状況で使うと不適切です。
②:一般的には比較的大変な努力や活動を指すため、軽微な事象に対しては過度かもしれません。
③:肯定的、否定的どちらの文脈でも使えますが、文脈によるニュアンスを理解して使いましょう。
④:効果的に使うには、行動の主体や目的を明確にすることが重要です。
⑤:正式な文章よりも、会話やカジュアルな文脈での使用が一般的です。
確かに、上記の内容はよく感じます。
特に文脈における
「ニュアンス」
は重要かと。
「東奔西走」言葉の活用法:ビジネスとプライベート例文
「東奔西走」
を使用した例文を
- ①:ビジネスのシーンを想定
②:プライベートを想定
して以下に作成してみます。
ビジネスでの「東奔西走」:例文
ビジネスシーン:
例文➀ | プロジェクトの期限が迫り、皆が東奔西走の状況だった。 |
例文➁ | 新商品のローンチに向けて、部署全体が東奔西走している。 |
例文➂ | 今週は出張が立て続けで、まさに東奔西走の日々だ。 |
例文➃ | 年末の業績目標に向けて、私たちは東奔西走の毎日だ。 |
例文➄ | 東京と大阪を東奔西走しながら、取引先とのミーティングをこなした。 |
私のサラリーマン時代そのものです。
とても忙しかった。
私の場合は、一番最後の章で。
日常生活での「東奔西走」:例文
プライベートシーン:
例文➀ | 子供の学校行事が重なり、毎日が東奔西走だ。 |
例文➁ | 土日は趣味のイベントと友人の誕生日会で東奔西走だった。 |
例文➂ | 家事と仕事の両立で、毎日東奔西走の状態だ。 |
例文④ | 旅行先で観光地を巡り、一日中東奔西走した。 |
例文➄ | 今年の夏休みは子供たちのスケジュールで東奔西走の毎日だ。 |
こちらもこんなことがありました。
もしかしたらどなたでも
「経験」
していることかと思います。
“東奔西走”を会話で活用する5ステップ
以下の会話例で。
[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]最近、見かけないね。どうしてる?[/speech_balloon_left1]
[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]新プロジェクトが立ち上がって、毎日東奔西走だよ。[/speech_balloon_right1]
[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]それは大変だね。でも、頑張ってるんだね![/speech_balloon_left1]
[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]うん、忙しいけど、成果が出てきているから嬉しいよ。[/speech_balloon_right1]
[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]それなら良かった。忙しさも報われるといいね![/speech_balloon_left1]
こういう場面もあるでしょうね~~
確かに、忙しいサラリーマンの典型かと思います。
「東奔西走」の五つの類語(類義語)の四字熟語
以下の表で。
南船北馬 | あちこち旅行や出張で忙しい様 |
東行西走 | あちこち忙しく動き回ること |
疲労困憊 | ひどく疲れ果てること |
奔走相告 | あちこち駆けずり回ること |
営業戦線 | 営業活動で奮闘する様子 |
他には
「駆けずり回る」
なども類語として表現できます。
“東奔西走”を言い換える – “奔走相告”の使い方
「蚊帳の外」
の言い替えとしては
「奔走相告」
を上げておきます。
この表現も「あちこち忙しく動き回る」という意味を持つため、「東奔西走」と同じシチュエーションで使えます。
また、
「奔走相告」
は古典的な言葉感もあり、「東奔西走」と同じように文学的な表現としてのニュアンスも持っています。
「東奔西走」の反対語(対義語)は「悠然自適」:意味も解説
「東奔西走」の反対語を上げるなら、全く反対の印象である
①:「悠然自適」
を上げておきます。
意味は以下の解説。
俗世間のわずらわしさを超越して、心のおもむくままにゆったりと日を過ごすこと。
(四字熟語を知る辞典)
心に余裕があり、自分のペースで生活を楽しむ、という意味合いを含んでいて
「反対語」
として最適に感じます。
・・・・・・・・
関連記事
・・・・・・・・・・・・
「東奔西走」の英語表現とその用法
「東奔西走」を表す単語と例文と英語表現です。
東奔西走を表現する英単語は
- ①:「be constantly on the move」
②:「run around everywhere」
があります。
作成した例文は以下。
①:I’m constantly on the move because of my job.
(私は仕事のために常に東奔西走しています。)
②:She runs around everywhere to prepare for the party.
(彼女はパーティーの準備のために東奔西走しています。)
③:We’ve been constantly on the move trying to find a new house.
(新しい家を探すために我々は東奔西走している。)
④:He runs around everywhere to take care of his children.
(彼は子供の世話のために東奔西走しています。)
⑤:They’re constantly on the move because of their busy schedule.
(彼らは忙しいスケジュールのために常に東奔西走しています。)
なるほど~~です。
英語はいろんな表現があってとても勉強になりますね。
「東奔西走」の関連表現や意味を持つ語句紹介
「東奔西走」
の熟語としての関連語を以下の表で紹介します。
東奔西走の日々 | 忙しくあちこち動き回る日々のこと |
東奔西走する毎日 | 一日中、休む暇もなく忙しく動き回ることを表現 |
東奔西走に従事する | 自分の職務や目的のために、休む暇もなく忙しく動き回ること |
東奔西走の旅 | あちこちに忙しく移動する旅のこと |
東奔西走の生活 | 休む暇もなく忙しく動き回る生活スタイルを表現 |
「東奔西走」
に関連する熟語も結構あるんだな~~と。
ということは、この「東奔西走」という言葉は結構需要があるんだと解釈します。
「東奔西走とは?」:本記事の内容一覧表
以下の表にまとめてみました。
➀:意味 | あちらこちらとせわしなくかけまわること |
➁:語源と由来 | 明確な由来は無い諸説あり。 |
➂:使う場面 | 人が目標達成のために忙しく行動している様子を表現する際 |
➃:使い方を例文で | プロジェクトの期限が迫り、皆が東奔西走の状況だった。 |
➄:類語 | 南船北馬・東行西走・奔走相告・疲労困憊・他 |
⑥:言い替え | 奔走相告 |
⑦:反対語 | 悠然自適 |
⑧:英語例文 | I’m constantly on the move because of my job. |
「東奔西走」
の意味や蚊帳語源や使い方など解説してきました。
「東奔西走」
を使いたくなる忙しさって誰でも経験があると思います。
よくあるのが、忙しすぎて
「ミス」
を犯すこと。
それには十分気をつけましょうね。
「東奔西走」の良いお話:まとめ
「東奔西走」
の良いお話。
私のお話です。
「東奔西走」
の四字熟語を使うような忙しいこと。
これは私のような
「農家」
をやっていると年に数回はやってきます。
春と秋ですね。
田植えの準備と秋の収穫時。
さらに、頼まれての作業もあるので、それが合わさるとホント
「東奔西走」
です。
朝は5時から夕方は例えば夜の8時までとか。
でもね~~
収穫は、たくさん採れると忙しさなんて吹っ飛んでしまいます。
反対に採れないと
「ガックシ!」
お疲れ様~~って自分に言っておしまいですね。
でも、一ん年のサイクルですから一番は
「無事に終了」
すること。
これが良いお話につながるかと!
・・・・・・・・
関連記事
・・・・・・・・・・・・
*ヘッダーの写真はわたしが撮影した紫陽花の写真です。