十和田湖の五月の写真

高気圧と低気圧はなぜできる?違いと風向きや空気の流れについて

高気圧と低気圧の違いは?
なぜできるかについて簡単に解説します。

  • ①:高気圧と低気圧下でのお天気の特徴
    ②:高気圧と低気圧での風向き
    ③:移動性と停滞型高気圧について

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]夏は暑い太平洋高気圧だよね![/speech_balloon_left1]

 

高気圧と低気圧の定義は?

「高気圧」と「低気圧」の定義は以下。

「高気圧とは?」

高気圧(こうきあつ、英語: anticyclone, high)とは、周囲より気圧の高い部分をいう。周囲より気圧が高いと定義されるので、中心気圧が1気圧 (1013 hPa) より低い高気圧も存在する。一般に、高気圧は晴天をもたらす。
(wikipediaより引用)

次に「低気圧とは?」

低気圧(ていきあつ、英語: low pressure)とは、周囲より気圧の低い部分をいう。一般に、低気圧は雲を伴い、雨や雪や風をもたらす。
(wikipediaより引用)

という解説です。

お天気図の中で、「高気圧」と「低気圧」が分布していますが、確かに気圧の数値を見ると、そのようになっています。

数値が高い:高気圧
数値が低い:低気圧

天気図から明白です。

高気圧と低気圧のでき方は?できる原因を解説

高気圧と低気圧のでき方は?

  • ①「高気圧」のでき方と原因
    ②:低気圧のでき方と原因

について解説。

低気圧はどうしてできる?できる要因

難しいことは抜きで簡単に言うと、以下の図で紹介します。


(日立:天気の仕組みより引用)

地表の温度が上昇すると、上昇気流が発生して、水蒸気が上昇。(空気)
これを上昇気流といいますが、地表の空気が、どんどん上に運ばれて行って、熱を奪っていきます。
その、空気(水蒸気)はお空の高い場所で今度は、冷やされて今度は雲になります。

それの程度によっては、雨になるんだな。
これが、低気圧が来ると、お天気が悪くなり理由です。

なお、夏になると、気温の上昇が高いので、水蒸気の発生が高まり、空気の上昇スピードが上がって、大気との摩擦が発生します。
その時に静電気が発生して雷になります。・これはまた別の機会に。

高気圧はどうしてできる?できる要因

高気圧は、上の図のように、上昇した気流は、ある一定のところで止まります。
ところが今度は、熱を奪われた地表に向かって空気が吹き込んでいくんだな。
これを
「下降気流」
といいますが、その気流が送り込まれたところは、当然ですが周辺の気圧に比べると「気圧」が上がります。

それが「高気圧」になります。

地表の熱と、大気の状態の空気の循環が、「低気圧」と「高気圧」を交互に作っては消えていくメカニズム。
夏の積乱雲は、この空気の上昇が猛烈に‥
そして、大気圏で急激に冷やされて、にわか雨になったり、雷雨になったりするんですね。

なるほど~~の世界でした。

高気圧と低気圧の風の流れの向きは?空気の流れを見る!

基本的に風の向きですが、以下のようです。

高気圧:時計回りに風が吹く
低気圧:反時計回りに風が吹く

この理由は、気圧の差によって生まれる力と、地球の自転(地球は回転していますから)による影響(コリオリの力)です。
難しいことは、抜きでそのような方向だと。

そして、日常的に影響のある、風向きはどうなる?
こっちの方が生活には重要かと。

高気圧と低気圧での風向きは?空気の流れはどっちに向かう?

水は、高い方から低い方に流れます。
これは、風も同じ。
高気圧の風の向きは、右回転(時計方向)ですから、その方向で低気圧に向かって吹いていきます。

そう思って間違いありません。
素人では、そこまで知っていれば、おおよその基礎知識としてはよろしいのではないでしょうか?
実は、私もそこまでです。

が・・専門性の知識も・・そう思う方は、地球の自転の影響で、この風向きは、若干右にずれます。
回転する渦が、少しづつゴール(低気圧の中心)に向かって、右に若干ずれる・・でもこれ知っていても、あんまし日常的には意味なさそ・・にも思いますが、とりあえず。

私自身は、大体の方向が分かればいいかと。
(学校のテストではないので)

こんな天気図ですが、なかなか風の向きは、複雑のように感じます。
でも、予測しようと思えば、ある程度なら、できなくもありません。

考えていると、楽しくなります。
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同じ時計でも、こんな機能の付いた時計もあるんですね~~

 

気圧計の種類と価格比較の一覧はこちら!
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高気圧の種類は?移動型と停滞型の特徴は?

高気圧には、大きく分けて2種類が存在します。

①:移動性高気圧
②:停滞型の太平洋高気圧

について解説。

移動性高気圧とは?発生や季節の特徴解説

偏西風に吹かれて、西から移動してきます。
大陸の方から、風に乗って日本にやってくる
「高気圧」
のことを言います。

このタイプは、「春と秋」にやってくるタイプの高気圧です。
春のことわざで「三寒四温」という言葉があるように、周期的に数日のサイクルで、お天気が良くなったり、悪くなったり・・
でも、晴れるとカラッとしていて気持ちがいい!
そんな高気圧です。

もとは、中国の「揚子江気団」というところで発生するので、暖かく乾燥した空気を運んでくるのが特徴です。

停滞型の太平洋高気圧の発生メカニズムと特徴!

これはもう、夏の高気圧。
梅雨の時期の、「梅雨前線」を南からの高気圧が、上に押し上げていって、この前線が消えるといよいよ
「梅雨明け」
そのあとは、この「太平洋高気圧」が、居座っていわゆる
「猛暑」
になります。

梅雨は嫌だけど、この暑いのも大変だ。
この高気圧が強いと、海面温度の上昇で、水蒸気がどんどん上に上昇していって、雲になってどんどん発達して、そして
「台風」
に。

その程度によっては、最近は信じられないような、とんでもない台風が‥
ホント怖くなります。

高気圧と低気圧の感想とまとめ!

高気圧と、低気圧に関して、ちょっと学習したので、知識を書いてみました。
もっと詳しく知ろうとも思いますが、そこまではちょっと・・そんな場合の基礎知識のみですね。

私は、ずいぶん勉強になりました。
基礎知識なら、これで十分かと。

お天気は、いいに越したことはありませんし、雨が降っても「適度」でお願いしたいものですが、何せ、これは自然現象ですから、人間の手ではいかんともしがたいものですね。

何事も、過ぎるのは嫌なことですが、「高気圧」にしても「低気圧」にしても、ほどほどにお願いしたいものです。
とはいっても、お空には届きませんが。

私が住んでる、この田舎でもお天気の異常は、目に見えて感じます。
お天気に関する、基本的な知識というのは、やはり知っておいた方がいいと思います。

最近の天気予報は、しかしすごいですね。
スマホのアプリでは、時間予報や風向きや、降水量がきちんと出て、しかもよく当たるな~~が印象です。
でも、数日先なら、やはりお天気図から、少しは予想できるようにはなりたいな~~っても思うんだな。

みなさんはいかがですか~~??

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*へっだーの写真はわたしが撮影した田沢湖の写真です
とてもいいところですよ~~

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