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「名は体を表す」の意味と使い方と例文!由来とことわざの実例解説!

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]「名前に負ける」ってどういう関係あるかな?[/speech_balloon_left1]

 

「名は体(たい)を表す」とは?読み方と意味を詳しく!

「名は体を表す」
読み方は「なはたいをあらわす」です。
「体」は「たい」で「てい」ではないので注意してください。
意味は以下の解説。

名はそのものの実体を表している。名と実は相応ずる。
(デジタル大辞泉)

この場合の名とは、人だけではなく物に対しても当てはまり、性質や実態を表していること。
子供に名前を付けるときに、思いを込めますが、実際はその名の意味が性格や実体と一致していたり、または反映されてそのような人に成長すると思われていました。
そこから
「名は体を表す」
という言葉に例えられるように。

「名は体を表す」の語源は仏教の「名体不二」に由来!

「名は体を表す」
の語源は仏教の
「名体不二(みょうたいふに)」
の概念と言われます。
以下の解説です。

「阿弥陀仏の名号と仏体とがひとつであること。名号が正覚(さとり)の全体であり、名号を離れて阿弥陀仏の正覚のないことをしめす」

意味は

「南無阿弥陀仏」
はそれぞれの「阿弥陀仏」様の
「名前」(仏・菩薩の称号)
であり、それには「阿弥陀仏様」の
「慈悲や知恵」(功徳)
が込められている。

「念仏」
は「阿弥陀様」のお姿であって「知恵と慈悲」の働きであるという考え方。

「名は体を表す」の「体」の意味解説

別な角度で漢字の意味から。

「体」の意味。
以下の解説。

➀:からだ。身体。「体を預けて寄り切る」
➁:そのものとしてのかたち。
➂:物事の本質をなすもの。「名は体を表す」
➃:生け花で、天または地の役枝やくえだのこと。
➄:四則算法の可能な集合。
(デジタル大辞泉)

上の➂番。
「名は体を表す」
の「体」は物事の本質を言います。
もう少し詳しく言うとそれは

  • ➅:性質:性格
    ➆:要素

飾ったものがない素の嘘のない姿。
人なら性格なのかな?
物なら機能や形がイメージ通り?

一度つけた名前は、そのイメージと一緒に歩き続けます。
友人の名前と顔や性格が一致してきます。
それも

「名は体を表す」

なのかな?
と私は感じました。

「名は体を表す」の使い方を場面と例文と会話例で!

この章では

  • ・「名は体を表す」を使う場面。
    ・使い方を短文の例文で。
    ・「名は体を表す」を用いた会話例。

を解説します。

「名は体を表す」を使う場面は?

「名は体を表す」を使う場面は

  • ➀:名前に似合わず
    ➁:名前以上や以下

の場面を思い浮かべますが、以下に具体的な場面を考えてみました。

「名は体(たい)を表す」とは?
意味は、名はそのものの実態を表している。
  • ➀:語源は仏教「名体不二」に由来。
    ➁:使い方と例文と会話例。
    ➂:類語と言い換えや反対語と英語表現。
場面➀ 名前の通り優秀だ
場面➁ 命名をほめる
場面➂ 名前とイメージが一致しない
場面➃ 同じ名前だけど全く正反対
場面➄ この名前覚えられん

名前と顔が一致や、名前とやることがそういえば当たってるな~~など。
「駿」
という名前ならば
「足が速い」?
などなど。
赤ちゃんの命名などは、褒めましょうね。(私は変な名前と言われた経験あり)

「名は体を表す」の使い方を短文の例文で!

以下の例文で。

例文➀ 〇君っていうくらいだから足が速いんだろうな~「名は体を表す」っていうからね。
例文➁ 「名は体を表す」っていうけど、全くあいつは名前負けで、いつも失敗ばかりだ。
例文➂ 〇君はいつも成績上位、「名は体を表す」っていうけど、そのようになるんだな~~
例文➃ 会社の同僚に同姓同名がいるけど全く正反対で「名は体を表す」は当てはまらないな。
例文➄ 「名は体を表す」っていうから商品名は大事、もう少しインパクトのあるものにしよう。
例文⑥ この商品名前からイメージしずらくない?「名は体を表す」に全くなってないね。

名前と言えば一般的には
「人と物」
そこから例文を考えてみました。
私の周辺から考えたのですが、確かに人と物の名前では、感じるものがあります。

「名は体を表す」を使った会話例!

以下の会話例で。

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]今日の宿泊リスト見たら半分読めなかったよ。[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]え~~お父さんでも読めないの?[/speech_balloon_right1]

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]んだ。キラキラネームってやつなのかな~普通に読むと変な名前になる。[/speech_balloon_left1]

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://kotobaimi.jp/wp-content/themes/be_tcd076/img/no-avatar.png” user_name=””]「名は体を表す」っていうけど、どういう人になるのかな~~。[/speech_balloon_right1]

という現実的なお話。
最近、改名した方の記事見ましたが、たしかに
「名は体を表す」
という意味からすれば、若いうちに・・そういう気持ちはわからなくもないな~~と感じた次第。

「名は体を表す」の類義語(類語)と言い換えは「看板に偽りなし」!

「名は体を表す」
の類語は以下。

看板に偽りなし 外見と実質とが一致している
名実一体 評判と実際とが一致している
名詮自性 名がそのものの性質を表す
名体不離 名と体両者の関係が不離であること
言い替え 看板に偽りなし

「言い換え」
として適当だな~と思うのは

看板に偽りなし

です。
わかりやすくて一般的と思います。
意味は以下の解説。

実状が看板に書いてあることと一致している。外見と実質とが一致している。
(デジタル大辞泉)

確かに。
多くの場面で置き換えとして機能すると思います。

「名は体を表す」の反対語(対義語)は「名前負け」!

「名は体を表す」
の反対語を考えてみました。
「名前」と「実体」が同じ意味なのですから、その反対なら全く別の状態。
ならば以下の言葉が浮かびます。

  • ➀:名前負け
    ➁:有名無実

などが考えられますが、一つ選ぶなら

名前負け

にしておきます。
反対語として、多くの場面で機能すると思います。

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「名は体を表す」を英語で表現!

「名は体を表す」
試しに検索で。

「名は体を表す」:the name represents the body

よさそうに思いますが。
他の英訳も。

➀:Names and natures do often agree.
「名前と性質はしばしば一致する」
often:しばしば:必ずしも

どうやらこれ一択で。
素晴らしい表現だと思います。

「名は体を表す」の実例!

普通に感じる実例。

智(さとし):明らかに賢い方がいます
悟(さとる):そんな目で見てしまうのですが関係がなさそう
盛(さかり):まあ~普通にサラリーマンで定年
駿(しゅん):陸上部で足は速い

商品名なら、用途をきちんと予想できる命名がよさそうに感じます。

お掃除ロボット:いかにもお掃除しそうな予感
洗える君:普通は洗えないけど洗えることを強調
留守番君:いないときに見張ってくれる何か。
さかなみえ~~る:釣りに行ったら魚がいるところが見える(あったらいいな~~)

などなど。
名前って大事ですね。
皆さんの周辺では如何ですか?

「名は体を表す」いい話!感想とまとめ!

「名は体を表す」
の上の内容を以下の表にまとめてみました。

➀:意味 名はそのものの実態を表している。
➁:語源と由来 仏教の「名体不二」に由来
➂:使う場面 名前と実体の差・他
➃:使い方を例文で  「名は体を表す」っていうから商品名は大事、もう少しインパクトのあるものにしよう。
➄:類語 名詮自性・名実一体・看板に偽りなし・他
⑥:言い替え 看板に偽りなし
⑦:反対語 名前負け
⑧:英語表現 Names and natures do often agree.

意味のおさらいです。

名はそのものの実体を表している。名と実は相応ずる。
(デジタル大辞泉)

ずいぶん以前からこのことわざは知っていました。
よく私の親も言ってましたから。
「だから名前は大事」
なんだと。

その割に俺の名前・・体をなしてる?
さて??

「名は体を表す」の良いお話!私の人生!

「名は体を表す」
の良いお話。
正直、私の名前はめったに読まれません。
漢字が難しい。
キラキラではないのですが昔漢字ですね。
しかしながら
でも最近は結構読まれるようになりました。

なので、子供たちには名前が読まれないのは不利だと思い娘三人には全員
「ひらがな」
の名前にしてやりました。
これなら読まれないことはありません。
女性なら、ひらがなは優しそうに感じるべな~~というそんな思いもあったんだな。

最近の名前はホント読めないですね。
会話例にあったように、半分はちょっとオーバーかもしれませんがそれに近いくらい
「読めません」
読めても、このまま読んでいい物なのか?
そう悩みます。

社会人になったときに読まれないとどうなるかな~~などと他人ごとなのですが考えたりします。
私は読まれないので、散々でした。

ゴルフコンペ。
「では第5位・佐藤・・佐藤・・」(仮の名字です)
隣の人に
「これなんて読むんだ?」
「なんだべ・・隣に聞いてみるか。」

こんな感じで読まれたためしがほとんどありません。
「ア・・またか‥それ俺です」
そこで、名前を全員の前で言って
「〇〇です」
ってわざわざ宣伝して。
でも普通の読み方ですからいいのですが・・最近の名前は読めないな~~

皆さんは如何思いますか~~~?

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*ヘッダーの写真は私が撮影した松島五大堂の手前にある神社らしき建物の写真です。

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